資産運用の種類が知りたい!運用方法11種類を初心者向けに解説

「貯めるよりも増やす」という考え方が普及してくるとともに、資産運用という言葉自体はとても身近なものになってきました。

しかし、一口に資産運用と言っても様々な方法があるため「何から始めれば良いのか分からない」という悩みを持っている人も多いでしょう。資産運用は、選ぶ方法によってリスクやリターンが大きく違ってきます。

この記事では、資産運用初心者に向けて、資産運用の種類と特徴を解説していきます。

資産運用の種類①預金

預金も実は資産運用の種類のひとつです。今は超低金利時代なのでリターンはあまり見込めませんが、元本保証されているというメリットがあります。お金を増やすことよりも、お金を守ることを重視する人に向いている方法です。

ここでは、日本の銀行にお金を預ける「普通預金」と「定期預金」、海外の銀行にお金を預ける「外貨預金」について詳しく解説していきます。

普通預金

普通預金のメリットは、元本割れの心配がなく、いつでも使いたいときに引き出すことができる点です。

ただし、金利が低くリターンはほとんど見込めないため、「資産運用でお金を増やしたい」という人は別の方法を選んだほうが良いでしょう。

定期預金

定期預金は普通預金よりもわずかに高金利です。しかし、口座に預け入れると一定期間引き出すことができないというデメリットがあります。

「普通預金より高金利」と言っても、資産を大きく増やすほどのリターンは見込めません。そのため、超低金利時代の今定期預金のメリットは弱いと言えるでしょう。

外貨預金

外貨預金とは、日本円でなく外国通貨を銀行に預金して金利を得る資産運用の方法です。

外貨預金のメリットは、国内の銀行に預けるよりも高いリターンが見込めることです。また、日本円と外貨の為替の差からも利益を得ることができます(為替差益)。

リターンが見込める分、何かあったときに日本の元本保証制度が適用されないなど、国内の預金よりもリスクが高いです。きちんと知識を仕入れてから行う必要があります。

資産運用の種類②株式

株式は、企業が資金を調達する手段として株を発行し、その発行株を売買して利益を得る資産運用の方法です。

株式には以下の様なメリットが存在します。

  • 保有株数に応じ、配当金、株式優待を得られる。
  • 株価の上昇に応じ、大きな利益を得る可能性を秘めている

株式の売買により「売却益」「配当金」「議決権」「株主優待」など、利益と様々な権利を得ることができます。銘柄によっては手数料などを含めて10万円ほどから始めることができるため、初心者でも始めやすい方法です。

株式の一番のメリットは、株価の上昇によって大きな利益を得られる可能性を秘めている点でしょう。

しかし、期待できるリターンが大きい分、リスクももちろん高くなります。株価が暴落した場合、元本を大きく上回るほどの損失を被る可能性もあるのです。

株式投資は、基本的にはハイリスク・ハイリターン。大きな利益と大きな損失は紙一重であることを覚えておきましょう。

資産運用の種類③債券

債券とは、国や地方公共団体、企業が発行する借用書のことです。債券を購入すると発行した国や企業にお金を貸すことになり、利子収入が得られます。

債券は発行体によって、国や地方公共団体が発行する「公共債」と民間の企業が発行する「民間債」に分けられます。

債券には次のようなメリットがあります。

  • 安定した利益を得られる
  • 基本的に元本が保証されている
  • 債券満期となる前に売却できる

債券の場合、定められた期間ごとに利息がつきます。購入額に応じた利息を定期的に受け取ることが出来るため、安定した利益を得ることができるのです。

債券は、基本的に元本が保証されているリスクの少ない資産運用ですが、デメリットもあります。

  • 債務不履行となった際、元本および利息が受け取れない
  • 満期となる前に時価売却を行うと損する場合がある

万が一債券を発行した企業の倒産などが起こり、債務不履行となった際には、元本及び利子が保証されない可能性があります。

また、債券の満期になる前に時価売却を行うと損をする可能性があります。

デメリットの少ない債券ですが、債券の購入には信用性の高い企業から発行される債券をするように注意しましょう。

株式と比べると、リスクも少なくて済む一方、リターンも少ない資産運用の種類と言えるでしょう。

外国債券

外国債券は、システムは債券と同じで、債券の発行体や発行市場、取引通貨が外貨である資産運用の種類の1つです。

主に以下の様なメリットがあります。

  • 通常の国内の債券と比較して高い金利

外国債券の一番のメリットは、通常の国内の債券と比較して高い金利です。

日本国内は現在低金利が続いている状態ですが、新興国の外国債券は金利が高いと言われています。

つまり、金利の高い外国の国債や社債などを購入することで、日本国内の国債や社債を購入するよりも、高い金利を得ることが出来るということです。

また、外国債券は債券なので、安定した金利を得ることが出来る、中途解約できるなどのメリットは債券と同様です。

ただし、通常の国内の債券とは異なるリスクがあることを認識しておきましょう。

以下の様なデメリットが存在します。

  • 為替変動により損益がでるリスク

外貨を扱う特性上、為替変動による利益が出る可能性がある一方で損益が出るリスクも孕んでいるのです。

また、外国債券は金利の高い海外の国への資産運用ですが、日本のような先進国と比較して、高い金利の裏には国債も社債も破綻のリスクも大きく孕んでいることも外国債券という種類の資産運用の大事な知識です。

外国債券を考えている資産運用初心者の方は、出来るだけ信用性の発行体を選ぶことがキーポイントです。

資産運用の種類④投資信託

投資信託は、ファンドマネージャーと呼ばれる投資の専門家に投資する、投資家の投資家になるといった側面をもつ資産運用の種類の1つです。

少しややこしいですが、投資家(ご自身)から集めた資産をファンドマネージャーが株式などに運用した上で、その利益が投資家(ご自身)に分配されることで利益を得ます。

投資信託のメリットは主に3つです。

  • 投資の知識が少ない初心者でも始めやすい
  • 低予算から始められる
  • 投資先を分散できる

資産運用に関しては知識が無い場合でも、ファンドマネージャーが運用を行うので、投資の知識が少ない初心者でも始めやすい種類の資産運用です。

また、投資信託は株式と異なり、一口100円といった低予算からも始めることのできる資産運用で、元本を少なく資産運用を始めたい初心者の方にはおすすめしたい投資の1つです。

また、ファンドマネージャーが信託した資産を運用する先は複数の株式や債券であるため、投資先を分散できることは、投資信託のメリットと言えるでしょう。

一方デメリットは以下の通りです。

  • 運用を任せるため手数料がかかる
  • 価格の変動が起こるため、元本が保証されない

ただし、投資信託は自分ではなく、投資の専門家に代わりに資産運用をしてもらうことになりますので、手数料がかかることは留意してください。

この手数料を信託報酬と言います。信託報酬は、投資信託先によって変わりますので、信託報酬の低い銘柄を選ぶことで手数料を安く抑えましょう。

また、投資信託の価格は変動が起こるため元本の保証がされないリスクがあることもデメリットとして留意しておきたい点です。

ETF(上場投資信託)

ETFは、Exchange Traded Fundsの略で、証券取引所にて随時購入できる投資信託の1つです。

通常の投資信託では価格の変動が1日に1回であるのに対し、ETFは上場している投資信託であるため、株式同様変動があります。

そのほかの点は、通常の投資信託と変わりありません。

主なメリットは2つ。

  • 少額投資が可能
  • 投資信託と比べ手数料が少ない
  • 何時でも購入することができる

そのため、少額投資が可能であること、知識が少ない初心者でも始めやすい資産運用の1つであることは、投資信託と同様のメリットです。

ETF特有のメリットは、リアルタイムで購入できることと、通常の投資信託と比較しても手数料が少ないことです。

しかし、ETFが通常の投資信託と同じようなリスクの程度であるかというと、そうではありません。

デメリットとして以下の2つが挙げられます。

  • 海外の銘柄が多いため為替による損失のリスクが
  • 投資信託と比べてリスクが高い

ETFでは、通常の投資信託と比較して種類も少なく、海外の銘柄が多いため為替による損益のリスクがあります。

そのため、ETFは通常の投資信託に比べて投資としてのリスクが大きい資産運用の種類であると言えます。

ベースとしては通常の投資信託と同じく知識や元本が少なくても始めることができ、初心者にも簡単に始めやすそうな資産運用ですが、通常の投資信託に比較するとハイリスク・ハイリターンの資産運用であることは留意しておきたところです。

J-REIT

J-REITとは、日本におけるREIT(Real Estate Investment Trust)のことで、不動産を対象とした投資信託のことを指します。

不動産投資の専門家に投資信託することで、専門家がそれを元手に不動産を対象に資産運用し、投資した不動産の売却時に得られる利益や賃料収入が、投資家に山分けされることで利益を得られる資産運用の種類です。

J-REITは以下のメリットがあります。

  • 利率が高い
  • 少額投資から始められる

個人で行う不動産投資とは異なり、J-REITは安ければ4万円程の少額投資から始めることができます

さらに、J-REITは利率の高い投資信託であり、大きな利益を得られる可能性を期待できます。
少額投資から始められる上大きな利益を見込めるハイリターンな資産運用であると言えます。

しかし、少額から投資を行えて大きな利益を見込める夢のような資産運用であるように思えるJ-REITですが、実は投資対象が不動産であることによるリスクもあるのです。

主に以下の様なデメリットがあります。

  • 価格変動、倒壊・火災などのリスクがある。
  • 倒産や上場廃止のリスクがある。

不動産にも価格の変動があり、不動産の倒壊や火災などのリスクがあるためです。

また、投資法人の倒産や、証券取引所の上場廃止基準に該当した場合、上場廃止のリスクがあることも留意しておきたい点です。

個人で行う不動産投資と比較すると低いリスクで行える資産運用ですが、こういったデメリットも確実に知っておくべき知識となります。

外貨MMF

MMFは、「Money Management Fund」の略。外貨MMFは、本来日本円で売買する債券を、外貨にして債券の売買を行う資産運用の種類の一つです。

資産運用のシステムとしては、投資信託に分類されます。
外貨にて債券の売買を行うので、債券の対象は海外の債券です。

外貨MMFのメリットは以下の3つです。

  • 為替にかかる手数料が安い
  • 預貯金保証制度がある
  • 外貨預金よりも金利が高い

外貨MMFは、同じ外貨を扱う外貨預金よりも金利が高く、為替にかかる手数料も安いため、リターンが大きな資産運用と言えます。

また、外貨預金と異なり預金保証制度があるため、1,000万円を上限として資産が保護される安心があるメリットもあります。

外貨預金に比較して安心して資産運用を行えそうな外貨MMFですが、扱っている対象が外貨であることを忘れないようにしましょう。

外貨MMFのデメリットは以下の2つです。

  • 為替変動による差損が生じるため、元本保証されない。
  • 中には信用性の低いものも

外国為替を扱う投資信託であることから、為替変動による差損が生じる場合があり元本を割り込む可能性があることは外貨MMFのリスクです。

さらに、外貨MMFは投資信託の1つであるため、金利の低下や運用先が債券である場合は債券発行元の企業の信用力低下などにも注意が必要です。

外貨預金に比べ、リスクが少ないことには変わりありませんし、投資信託の一種でもありますので、資産運用初心者の方が始めやすい投資の1つと言えますが、こういったデメリットも抑えておきましょう。

資産運用の種類⑤保険

保険と聞くと、生命保険や火災保険、地震保険など万が一に備えてかけるものといったイメージがありますよね。

ですが実は、資産運用に適した、貯蓄型保険という保険の種類があるのです。

メリットは以下の通り。

  • 万が一の場合にも保証してもらえる

いわゆる終身保険は、死亡時や事故による障害を負った時の保障があるほか、満期時及び解約時に、保険金または解約払戻金として支払った保険金相当額もしくはそれ以上の金額が戻ってくる場合があります。

保険は基本的にはローリスクローリターンですが、万が一の場合にも保証してもらえる安心がありながら、将来の貯蓄として用いることのできる種類があるのです。

保険が資産運用の1つとしてメリットがあることは、資産運用初心者の方も知っておくと良いでしょう。

一方でデメリットも存在します。

  • 早期解約した場合、元本割れをする可能性が
  • 保険会社の倒産などで受け取ることが金額が少なくなる可能性も

保険はローリスクローリターンの資産運用、と述べましたが、全くリスクが無いわけではありません。

保険を早期解約した場合は、かけた保険金元本が割れ込む可能性があり、さらに保険会社の倒産などで受け取ることのできる金額が少なくなるリスクも孕んでいるのです。

保険の種類も多岐に渡りますので、自分自身にあった保険を選ぶことがリスクマネージメントを含めて、保険を良い資産運用にできるかどうかのカギになります。

資産運用の種類⑥個人型確定拠出年金(iDeCo)

個人型確定拠出年金、通称iDeCoは、国民年金とは異なり個人で各金融機関に口座を設け、毎月一定額を積み立てていき、保険や投資信託として資産運用を行い、受給年齢になった際に年金や一時金として受け取りができる制度です。

簡潔に言えば、個人で作る年金のようなものです。

加入条件は企業型DC(企業型確定拠出年金)に加入していない、20歳以上60歳未満の方で、国民年金を納めていることが条件です。

個人型確定拠出年金(iDeCo)には以下の様なメリットがあります。

  • 老後資金を形成しながら、増やしていける
  • 運用益は非課税対象のため、税金控除が受けられる

近年、国民年金の積立金不足により将来年金が受給できない可能性があると言われている中で、iDeCoは個人単位で積み立てが管理されるため年金が破綻するリスクが少ないのです。

また、積み立てと同時に資産運用をするiDeCoですが、その運用益は非課税対象であり、税金控除が受けられるお得なメリットがあります。

節税対策としても用いることができるのがiDeCoです。

長期的に見ると、年金受給破綻の可能性が無いiDeCoは、魅力的な資産運用にも思えますが、注意すべき点とリスクがあることも知っておきましょう。

主に以下の様なデメリットがあります。

  • 運用先次第で元本割れが起こる可能性がある
  • 中途解約ができない

iDeCoは、金融商品の運用をしながら積み立てていく制度ですので、運用先次第では元本割れが起こり、損失が起こる可能性もあるということがデメリットの1つです。

また、iDeCoに加入できるのは20歳以上60歳未満であり、60歳までに積み立てた年金は中途解約することが出来ないことも、留意しておくべき点です。

資産運用の種類⑦不動産投資

不動産投資も、資産運用としては株式などと並んでポピュラーな資産運用の種類です。

不動産を購入して、買った時よりも価値が高くなったタイミングで売りに出すことで利益を得たり、賃貸物件として貸し出し賃料収入を得ることで利益を得る資産運用の方法です。

不動産投資のメリットは2つです。

  • 長期的に安定した利益を得られる
  • 節税対策にもなる

多くの場合は、不動産を購入してその不動産を賃貸物件として貸し出すことで、定期的で安定した賃料収入を利益で得る事が出来ることが不動産投資という種類の不動産運用の種類です。

また、所得税や住民税などの税金を不動産投資に用いることにより、節税対策になります。定期的、安定した資産運用をしたいと考えている方にはおすすめの資産運用の種類と言えます。

一方デメリットとなる部分も。

  • 初期投資にかかる金額が大きい
  • 不動産価値が下がる可能性も
  • 入居者がいなければ家賃収入を得られない

ただし、不動産は他の資産運用とは異なり初期投資にかかる金額が大きいという点は、初心者の方には知っておいてほしい事項です。

ローンなども利用可能なので、手持ちの初期投資金が多くない場合でも利用できますが、その分リスクも大きくなります。

また、不動産も価値の変動がある金融商品であることや賃貸物件として貸し出しても、借りてくれる人がいなくては元本が割り込むことや利益が出ない可能性もあります。

不動産投資は、初期投資が大きい分、資産運用初心者の方にはハードルの高い資産運用の種類と言えるでしょう。

資産運用の種類⑧先物取引

先物取引は、株式や債券などの金融商品のほか、農作物や石油などの売買を将来行う権利を、先取りして購入し、将来金融商品を売却してその差益を得る資産運用の種類の1つです。

例えば100万円の債券を半年後に100万円で売却する権利を買った場合、半年後の債券の価値が95万円になっていた場合、5万円の利益となります。
債権の価値が105万円になっていた場合は5万円の損益が出るというシステムです。

先物取引には以下の様なメリットが存在します。

  • レバレッジにより、大きな利益を得られる
  • 企業の破綻のリスクがない

先物取引を資産運用の方法として活用する場合にメリットとなるのは、レバレッジが使えることです。

レバレッジとは、他人の資金を借りて、自分が所持している資金よりも多くの資金を運用して得られる利益を高めることを言います。

また、先物取引は投資先があくまで権利であるため、株式や債券などのように企業の破綻によるリスクがないことも、メリットのある資産運用の種類と言えるでしょう。

一方デメリットも存在します。

  • 大きな損失を出す可能性
  • 元本保証がない

先物取引でレバレッジが使えることがメリットと述べましたが、必ずしもレバレッジがメリットとなるわけではなく、逆にリスクになってしまうこともあります。

レバレッジを使って先物取引を行って、大きな損失を出してしまうと借金を抱えることになるからです。こういった側面も先物取引のデメリットとして認識しておきましょう。

資産運用の種類⑨ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングは、資金調達をしたい企業と資金を運用したいと考えている投資家の仲介をインターネット上で行うサービスのことで、資産運用の種類の1つです。

資金調達のために投資家が貸出金利X%で融資を行い、仲介するソーシャルレンディングの手数料がY%とすると、投資家にはX-Y%の利益を得られるシステムです。

ソーシャルレンディングの主なメリットは2つ

  • 債券よりも金利が高い
  • 少額投資・短期間投資が可能

投資家が貸し出した資金は、貸し出し先の企業から毎月の返済額+利子といった形で返済されることになります。この利子から手数料を引いた分が利益となるわけです。

ソーシャルレンディングにおける平均的な金利は、8%前後と高いです。
さらに、高ければ10%を超す金利がある場合もあり、同じように企業にお金を貸す債券よりも金利が高いことは、ソーシャルレンディングという資産運用の種類のメリットです。

さらに、最低投資金額が1万円、最低投資期間も3か月と少額投資・短期間投資が出来るのも魅力です。

一方、主に以下の2つの様なデメリットがあります。

  • 投資期間中の中途解約ができない
  • 貸し出し先の破綻による損失のリスク

一見初心者にも始めやすそうなソーシャルレンディングですが、投資期間中の中途解約ができないこと貸し出し先の破綻(倒産)による損失のリスクなど、資産運用を始めるにあたり、こういったデメリットが隠れていることも知識として持っておきましょう。

資産運用の種類⑩FX

FXとは、Foreign Exchangeの略で、日本語では外国為替証拠金取引と言います。その名の通り、外国通貨の売買により利益を得る資産運用の種類の1つです。

FXのメリットは主に3つあります。

  • 外貨預金よりも為替手数料が安い
  • レバレッジを使える
  • 24時間取引を行える

一見外貨預金と同じに見えますが、FXは外貨預金よりも為替手数料が安く、レバレッジを使えるというメリットがあります。

さらに、株式とは異なり24時間いつでも取引を行える手軽さもFXの魅力です。

さらに、FXは理論上は最低投資金4円から始められるため、勉強しながらリスクを最大限に抑えて行える資産運用の1つとしておすすめしたい資産運用の種類です。

その一方で、FXは大きな損失を生む可能性のある、ハイリスクハイリターンな資産運用です。

主に2つのデメリットがあります。

  • 借金が生まれるリスクがある
  • 損失が証拠金を上回ると損失が確定する

レバレッジをかけられるメリットの一方、損失が出ると元本回収はおろか、借金が生まれてしまう可能性があるからです。

また、レバレッジをきかせられるため、証拠金の25倍の資産を働かせられますが、損失が証拠金を上回った場合その時点で、損失が確定します。

FXは、株式と比較して短期間で大きな利益を得ることの出来る資産運用ではありますが、そのメリットばかりではなく、リスクの高い資産運用の種類であることを認識しておきましょう。

FXはデモンストレーションによる取引で練習が出来るので、資産運用初心者の方はまずは是非取引の練習をしてみてください。

資産運用の種類⑪仮想通貨

仮想通貨は、インターネット上で使用できる通貨のこと。仮想、と聞くと実際に使えないお金のような気がしますが、仮想通貨は実際に支払いや送金に用いることができます。
現在存在する仮想通貨の種類は1500種類にも上るとか。

仮想通過のメリットは主に以下のようなものがあります。

  • 手数料が安い
  • 価格の変動が大きく、大きな利益を生み出しやすい

仮想通貨の資産運用としてのメリットは、何より手数料が非常に安いことです。また、価格の変動が大きく価格の大きな上昇が起これば、売却によって大きな利益を得ることができます。

つまり、上手く運用すれば短期的にハイリターンが見込めるのです。

ただし、ハイリターンにはハイリスクがつきもの。

仮想通貨には以下の様なデメリットも存在します。

  • 価格変動が大きい分、損失を生むリスクもある
  • 課税が大きい

仮想通貨が価格変動が大きい金融商品ということは、大きな損失が発生する危険性も孕んでいることを忘れてはいけません。

価格が上昇すれば差益となり利益を得ることができますが、価格が大きく下降すれば一方で差損が出ることになり大きな損失をしてしまう可能性もあります。

また、仮想通貨は最大で45%の課税が課せられる可能性があり、一般的に課税が大きいことが、仮想通貨の大きなデメリットです。

また、仮想通貨は法定通貨ではないため、損失が起こったとしても保証がされないことも大きなリスクでしょう。

資産運用の利益の出し方について

上記に16種類の資産運用の種類を解説してきましたが、次に資産運用によって得られる利益の種類を、資産運用初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

資産運用によって得られる利益は、次の2種類です。

  • 1.インカムゲイン
  • 2.キャピタルゲイン

インカムゲイン、キャピタルゲインがどういったものであるのか、どの種類の資産運用で得られるものなのかを簡単に解説します。

インカムゲイン

インカムゲインとは、債券、不動産などの資産保有による利益のこと。
債券による利子収入や賃貸不動産の貸し出しによる賃料で得る利益のことです。

上記にご紹介した資産運用の種類の中で、「預金」、「外貨預金」、「債券」、「J-REIT」、「外貨MMF」、「保険」、「個人型確定拠出年金iDeCo」、「不動産投資」、「ソーシャルレンディング」などがインカムゲインを利益として得られる資産運用です。

インカムゲインを得られるこれらの資産運用は、リスクは低めですがリターンもその分少ない資産運用です。

キャピタルゲイン

資産保有による利益であるインカムゲインに対して、キャピタルゲインは株式などの金融商品を売却することによって得られる利益のこと。

キャピタルゲインを主に利益として得る資産運用の種類は、「株式」、「投資信託」、「ETF」、「先物取引」、「FX」、「仮想通貨」などです。

キャピタルゲインを利益とする資産運用は基本的にハイリスクハイリターンのものが多いのです。

自分に合った資産運用方法の選び方

16種類の資産運用とそのリスク、そして資産運用による利益の種類を解説してきましたが、初心者の方はそれらを総合的に判断して自分に合った資産運用を選択しましょう。

投資初心者の場合

資産運用初心者の方におすすめの資産運用の種類は、少額から投資が出来るもの、資産運用の勉強をしながら少しずつ投資ができるものなどです。

リスクの少ないものから始めることも大事です。「投資信託」などは少額から投資を始められる上、投資自体はファンドマネージャーに任せることができるため、初心者でも始めやすい資産運用の方法の1つでしょう。

老後資金を作るなら

老後の資金調達に最適な資産運用の種類は、長期的に安定的に資金の積立、利益を得ることが出来る資産運用です。

将来年金制度が破綻する可能性があると言われている現在は、積み立てながらお金を増やせる「個人型確定拠出年金iDeCo」や、万が一に備えるための「保険」、初期投資は少し値を張るが定期的な利益を得られる「不動産投資」などは、老後資金を作るのに適した資産運用の種類と言えるでしょう。

短期間で資産を増やしたいなら

短期間で資産を増やせる資産運用の種類は、基本的にはハイリスク・ハイリターンのもの。上記でご紹介した資産運用の種類の中では、「株式」、「FX」、「先物取引」、「仮想通貨」などが挙げられます。

「FX」や「先物取引」ではレバレッジを利かすことによる大きな資金の運用とそれによる大きな利益を得られる可能性もあり、「株式」や「仮想通貨」では株価や仮想通貨の価値の上昇による利益を得ることができます。

ただし、これらの資産運用の方法で、短期間で大きな利益を得るにはそれだけ大きな資金も必要になり、その分資金がショートしてしまったり財産を失ってしまうリスクも孕んでいることを忘れてはいけません。

初心者や資産運用を長期的に長い目でみて行いたい場合には、おすすめしない資産運用の方法でもあります。

資産運用の種類は意外に多岐にわたり、それらにはメリットもあればリスクやデメリットも多く存在します。

資産運用初心者の方は、それぞれの資産運用について十分にリサーチした上で、自分に合った資産運用を選択して着実に資産運用が行えるように準備しましょう!

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