お金持ちのための投資?ヘッジファンドとは




資産運用の一つとして「ヘッジファンド」というものがあります。このヘッジファンドは、元々富裕層の人々に利用されることが多いものでしたが、最近では一般のサラリーマン等の利用も増えています

この記事では、今資産運用の手段として存在感が強くなってきた「ヘッジファンド」について説明します。

ヘッジファンドとは

「ヘッジファンド」という言葉は、避けるという意味の「ヘッジ(hedge)」と基金や資金という意味の「ファンド(fund)」に分けられます。特に資産運用においての「ファンド」は、不特定多数の投資家から資金を集めて取引きを行い、利益が出た分配される仕組みのことを示します。

ヘッジファンドとは、投資家と様々な取引を行い、リスクを避けて利益を求めるファンドのことです。簡単に表現すると「お金持ちだけが購入できる投資信託みたいなもの」です。

投資信託とは異なるの?

ヘッジファンドと投資信託は、どちらも投資家から資金を募るという点では同じようにみえますが、実際の性質は異なります。

投資信託は、不特定多数の投資家から小口で資金を公募されます。一方で、ヘッジファンドは、有価証券投資に関する知識や経験を有する適格機関投資家(銀行や保険会社等)や、49名以下の少数の一般投資家から大口の資金を私募されます。

投資信託は通常で1万円程度から購入でき、現在ではワンコインで投資信託ができる証券会社もあります。しかし、ヘッジファンドにおいて最低購入金額は一般人では出せないほどの金額が設定されます。

また、公募による投資信託は、有価証券報告書や目論見書等を発行する義務がありますが、私募によるヘッジファンドはこのような報告書の発行義務はありません。この点で、ヘッジファンドは規制を受けにくいので、運用戦略の設定を自由に行うことができます

そして、ヘッジファンドは絶対収益を求めているという点で、一般的な投資信託とは大きく異なります。

ヘッジファンドのメリット

プロに任せられる資産運用

ヘッジファンドは、投資に関する専門的な知識や経験を持っているファンドマネージャー(投資顧問)という資産運用のプロに任せることができます。資金の投資先に迷っている人は、ファンドマネージャーに任せるとよりヘッジファンドによる利益を得られるでしょう。

リスクを回避できる

ヘッジファンドは、下落相場でも常に利益を追求する資産運用です。もし、複数の手段で資産運用をしたいと考えたら、手段の一つとしてヘッジファンドをすることで、投資リスクを回避できます。

また、ヘッジファンドは様々な金融商品に投資していますので、ヘッジファンドを取り入れることで分散投資に繋がります

ヘッジファンドのデメリット

流動性が低い

ヘッジファンドは、株や一般的な投資信託とは異なり、広く流通しているわけではありません。したがって、投資機会が限られてしまい、もし購入できたとしても売りたい時にすぐ現金化できるわけではありません。また、解約できる時期も定められていますので、換金性についても非常に低い金融商品です。

商品情報が少ない

ヘッジファンドは、有価証券報告書等の発行義務がないため、一部を除いて投資対象ファンドや投資割合等の商品情報等が公開されません

金額が高い

ヘッジファンドの最低購入金額が高額であることは既に説明していますが、手数料も高額になります。これは、ヘッジファンドが利益を追求するための反動です。

手数料には、主に運用手数料運用報酬があります。運用手数料は、運用資産にかかるコストを負担するための手数料です。運用報酬は、運用成績が上がった分を払う手数料で、いわゆる成功報酬です。

破綻するおそれがある

ヘッジファンドは、利益を追求するために、ハイリスク・ハイリターンであるレバレッジをかけて投資を行います。うまくいけばリターンを期待できますが、一方で投資元本を大きく割ってしまうおそれがあります

まとめ

ヘッジファンドは高額な投資額が必要となりますが、運用方法や投資の種類が限定されず、自由に投資が可能となる資産運用です。

まとまった資金を確保できるなら、利益を追求するヘッジファンドを資産運用の一つとして活用してはいかがでしょうか。