積立投資はリスクが低い? メリット・デメリットと考えられるリスク

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積み立てNISAやiDeCoなど、将来のための資産形成に、積立投資が叫ばれています。なんとなく名前は知っているけれど、積立投資について、どのようなものなのかを理解している人は少ないと思います。

これから積立投資を始めたいと思っている皆さんに、わかりやすく積立投資について、メリットやリスクを含めたデメリットを説明していきたいと思います。

1.積立投資とは

積立投資とは、金融商品を毎月一定額で購入していく投資方法です。対象は、単一の金融商品である場合もありますが、一般的には投資信託を資産運用に用いる場合の投資方法です。

2.積立投資のメリット

積立投資がおすすめされるのには理由があります。初心者でも始めやすいメリットがあるからです。

積立投資のメリットを見ていきましょう。

2-1.少額からスタートできる

積立投資は、少額から投資を始められるのがメリットです。積立投資のサービスを提供している企業により、最低投資額はばらばらですが、一般的には月々千円単位で始められる場合がほとんどです。

投資初心者の方では、いきなり大きな金額を投資に回すのは怖いでしょうし、実際に大きな損失を生む可能性もあり、リスクも大きいです。

ですので、少額から積立投資を始め、慣れてきたら少しずつ投資額を増やしてく方が、着実に利益を得ることに繋がるのです。

2-2.手間がかからない

積立投資は、基本的には毎月一定額が自動で積み立てられていくシステムです。ですので、自分で毎日のように投資先の金融商品の価値を確認し、売買をするなどの手間がかかりません

積立投資は、日々の仕事が忙しく、投資にかける時間が取れない人にも、手軽に始められる投資方法なのです。

2-3.買値を平均化できる

先述でも解説したように、積立投資では、毎月一定額で投資が出来ます。中長期で行う投資の場合、投資先の金融商品の価値の変動は必至です。

そのリスクを下げるために、買値を平均化できることは積立投資のメリットです。

この積立投資のメリットは、ドルコスト平均法とも呼ばれます。

3.ドルコスト平均法とは

ドルコスト平均法は、積立投資でよく使われる用語ですが、毎月一定額を積み立てるそのシステム自体を指します。

定額購入法」とも呼ばれます。中長期の投資先の金融商品の価値の変動によるリスクの軽減のための投資方法です。

4.積立投資でリスクは軽減できる?

積立投資は、他の投資に比べてリスクが低いと言われていますが、全くリスクが無いわけではありません。投資である以上、投資先の金融商品の価格変動からは逃れられません。価格の下げが長期間続けば損をする可能性もあります。

ただし、中長期という長い目で投資を行える上、投資先が分散されるので、短期的に単一の金融商品への投資をするよりも、リスクは軽減されます

5.積立投資のコツ

積立投資も含めて投資で大事なことは「何に投資するか」です。積立投資にも様々な商品があります。「長い目で見て価値が上がりそうな投資先」を選ぶことが大切。

その上で、積立投資では、とにかく長く続けていくことが大切。リスクの軽減にもなる上、そのメリットも多く享受できます。

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