FXを始めよう!何を知って何を準備するべき?




FXとは「Foreign Exchange」の略で外国為替証拠金取引のことです。
初めてFXをする場合、以下の準備と理解から始めましょう。

  1. FXに良く出てくる用語の理解
  2. FX投資の方法
  3. 口座開設
  4. 利益と手数料
  5. 続けるのに不可欠な損切
  6. 税金など

FXの特徴は証拠金取引

証拠金取引は、一定額の証拠金でその何倍(レバレッジと言います)もの取引のできる制度です。

少額の資金で大きな取引(ハイリターン)ができますが、大きな損失(ハイリスク)の出る可能性もあるハイリスクハイリターンの投資法です。

少額でも始められますが、利益が出ても出なくても途中でやめにくいので、無理のない投資額を確定しその金額以内で行うのが基本です。

ハイリスクなので、教育資金や家の購入資金作りなどの支出時期の決まっている資金作りには注意が必要です。

良く出てくる用語

初めてFXを始める場合に、良く出てくる用語があります。
これらの用語に慣れておきましょう。

相対取引(店頭取引)

FXには、東京証券取引所のような大勢が集まり売買が行われる「取引所取引」ではなく、売り手と買い手が1対1(取引所どうし)で取引条件を決定し取引する相対取引です。

外国為替なので、世界中と取引でき24時間取引できる市場と言えます。

証拠金

証拠金は、取引の基本資金です。

実際の取引は日本国内の取引所では証拠金の25倍まで、外国の取引所では数百倍から数千倍のところがあります。

レバレッジ

レバレッジは、てこの原理を指します。

少ない資金で大きな取引ができるので、投資した資金に対して大きな損益が出ます(これをてこの原理と言います)。

取引関連用語

取引関連には、以下の用語が出てきます。

約定

取引の成立を約定と言います(約定内容はポジションあるいは玉と言います)

決済

取引の終了(現金化)を決済と言います(ポジションがなくなります)

Ask

アスクと言い、買う(ロング)ときの価格(レート)です

Bid

ビッドと言い、売る(ショート)ときの価格(レート)です

ペア

取引は2つの通貨で行われペア通貨と言います

スワップ

ペア通貨の金利差で利益に加算されます

成行

現在価格での取引で基本的に約定します

指値

取引価格を指定(指値と言います)した取引です

順張

市場のトレンドに合わせた取引です

逆張

市場のトレンドと反対の取引です

損切

含み損が生じているポジションを見切り売りして損失額を確定することを言います


約定して決済の終わっていないポジションには、スワップ(金利差)がつきます。

通常円よりも外国通貨の金利が高いので、外国通貨を買う(円を売る)と金利差が加算され、外国通貨を売る(円を買い戻す)と金利差が引かれます。

金利差の大きな外国通貨を売る場合は、毎日金利差が差し引かれるので注意が必要です。

AskがBidより高く、その差額(スプレッドと言います)が取引所の利益になります。

FXの方法

証券会社等のFX取引所に口座を開設して、ペア通貨を指定して買いあるいは売りの取引をします。

FXの取引には公的な東京金融取引所に上場する「くりっく365」とFX取引所どうしが直接取引する「非くりっく365」があり、通常の取引は、「くりっく365」です。

FXは通常の株式取引と異なり、売りから始めることもできます。
例えばドル・円では以下の売買で、どちらからでも利益を出すことができます。

  • 円高になると思えばドル売り(円買い)
  • 円安になると思えばドル買い(円売り)

円だけでなく、外国通貨どうしのペア(例えばユーロ・ドル)も取引できます。
例えばユーロ・ドルの場合は、円をドルに変えて売買します。

外貨預金などでは外国通貨への両替は1%以上の手数料がかかりますが、FXの通貨変え(両替)の手数料はほとんどゼロです。

取引の単位

取引の単位は取引所により異なりますが、基本通貨単位の10分の1、あるいは、100分の1で取引できるところがあります。

くりっく365では、1万通貨(米ドルで1万米ドル)が基本です。

レバレッジが25倍であれば、米ドル・円ペアは400ドル(4万円程度)から始めることができます。

しかし、証拠金の一定比率(例えば60%)を下回ると強制決済(ロスカット)されるので余裕を見た取引が必要です。

口座開設

FXの取引を行うには、FX取引所に口座開設が必要です。

初心者は、税金が株取引と同じ「くりっく365」を扱う取引所に口座を開設するのが基本です。

FXでは、株式投資と異なり源泉徴収のある口座は作れません。

利益と手数料

FXの売買益は、以下の価格差に売買量を乗じて手数料を差し引いた額になります。

  • 買い・・・
  • 売り決済価格から買い約定価格を引いた額
  • 売り・・・最初の売り約定価格から買い戻し決済価格を引いた額
    同時刻では買い価格(Ask)は売り価格(Bid)より高いので、購入してすぐ売ると損失(取引所の利益)になります。

スプレッドが取引所の利益になるので、その他の経費(手数料)はほとんどの取引所で無料です。

FXの売買益に加えて、スワップが加算されます。

円の金利は安いので、外貨を買うとスワップが付き、売るとスワップが差し引かれます。
高金利通貨(例えばトルコリラ)を買えば、スワップがレバレッジ倍されるので非常な高金利になります。

しかし、高金利通貨は急落することがあるので、一般にはスワップだけで利益を出すのは難しいと言われます。

損切

FXは株式投資よりもハイリスクハイリターンなので、FXを続けるには損切りが不可欠と言えます。

FXは、元本は保証されないため、含み損が続くと大きな損失になります。

このため、ある程度の含み損が発生すると決済して損失額を確定します。
これを損切と言います。

損切しないと大きな金額がなくなり、FXを継続できなくなることもあることから損切は投資に重要です。

税金

FXにかかる税金は、「くりっく365」と「非くりっく365」で異なります。

  • 「くりっく365」は、株式と同じ20.315%
  • 「非くりっく365」は、雑所得で15〜50%

雑所得は利益が大きいと高額の税金になります。

レバレッジが大きいことやスプレッドが小さいことから海外の取引所を使う投資家も増えています。

しかし、海外の取引所の利益は雑所得になり、利益が大きいと高額(15〜50%)の税金がかかりますので注意が必要です。

初めての人はくりっく365がオススメ

初めて始める方は、「くりっく365」をがオススメです。
「くりっく365」には、税制上以下のメリットがあります。

  • 申告分離課税
  • 損失の3年間繰越控除
  • 証券先物・商品先物の損益通算

FXには、源泉徴収制度がないので20万円以上の利益が出ると確定申告が必要になります。