キャッシングとカードローンはどこが違うの?金利や注意点等を解説!

この記事の監修

米村 浩二(よねむら こうじ)

米村 浩二(よねむら こうじ) ファイナンシャルプランナー

株式会社マーベリック
【経歴】大学卒業後、信用金庫、外資系生命保険会社、地方銀行、 コンサルティング会社を経て2013年から現職に入社し現在に至る。 【資格】AFP(日本FP協会認定)、貸金業取引主任者、証券外務員二種、スカラシップ・アドバイザー(日本学生支援機構認定)

【得意分野】家計の見直し・資産形成・財務戦略 【趣味】読書

給料日直前に、急に現金が必要になりどうしたら良いか悩んだことはありませんか?

困ったときにお金を貸してくれる親・兄弟・友人がいればよいですが、借りるあてのない人どうしたものかと…。

そんな時に手軽にお金を借りられるサービスとして、キャッシングとカードローンがあります。両者は似ているようですが異なる点も多くあります。

そこでこの記事では、キャッシングとカードローンの違いや利用する場合の注意点などについて解説します。

キャッシングとカードローンは異なる

キャッシングとカードローンは、どちらも手軽にお金を借りることのできる手段ですが、どのような違いがあるのでしょうか?

簡単に言えばキャッシングは、ショッピングなどで使うクレジットカードに、現金借入の機能が付与されたものを言います。

一方カードローンはショッピングには利用できず、現金借入だけに機能を絞ったサービスです。

キャッシングショッピング
クレジットカード
カードローン×

それではキャッシングとカードローンはどんなものなのか説明しましょう。

キャッシングとは

クレジットカードを作るときには、ショッピング機能に加えてキャッシング機能を付加できます。

これにより限度枠内であれば、銀行やコンビニ・郵便局などのATMで手軽に現金の借り入れができるようになります。

クレジットカードのキャッシング借入限度額は、貸金業法により定められ他社のキャッシングとあわせて年収の1/3まで。

したがって希望する金額を、必ず借りられるとは限りません。一般的にカードローンに比して、借りられる金額は数十万円と少なく金利は高めです。

クレジットカードの発行元には、銀行系と信販系・流通系の3つがあり、返済方法には、一括で返済する方法と毎月一定額を返済するリボルビング払いがあります。

キャッシングは金利が高いとのことですが、長期返済になるようならキャッシングは利用しない方が賢明ですか?

長期返済になる、または借入金額が多い場合、キャッシングよりもカードローンを利用した方が良いでしょう。キャッシングより金利も低めに設定されていることが多く、毎月一定額の返済(リボルビング払い)が設定されているので、返済計画も立てやすくなっています。

カードローンとは

カードローンは、現金の借り入れだけに特化したキャッシングサービスをいます。

カード会社や消費者金融業者・銀行などが提供し、ATMで借り入れができるだけでなく指定金融機関口座に振り込んでもらうことも可能です。

借入限度額は審査により決まり、クレジットカードのキャッシングと比べて多く設定され、数百万円を借りることもできます。

またカードローンの金利は、クレジットカードのキャッシングと比べて低めに設定されています。

返済方法は、毎月定額を引き落とされるリボルビング払いで、繰り上げ返済が可能な金融機関もあります。

キャッシングとカードローンの違いをまとめると下表のようになります。

キャッシングカードローン
借入限度額約50万円から100万円程度約500万円~700万円程度
借入方法ATMATM・口座振り込みも可能
返済方法一括払い・毎月払い(リボ払い)毎月払い(リボ払い)
金利高い(15%~18%程度)低い(4%~18%程度)

お金を借りるならキャッシングよりカードローンの方が良いですか?また、もしものことがあった場合、これ以外にお得にお金が借りられる方法があれば教えて欲しいです。

まとまったお金を借りたくて金利を低く抑えたいならカードローンがおすすめですが、少額だけ一時的に借入れたいなら、わざわざカードローンを申し込まなくても借り入れることができるキャッシングが便利です。

お金の使い道がハッキリしている場合、例えば車を購入する場合であればマイカーローン、旅行資金などであればフリーローンといった商品があり、カードローンと比べても金利は比較的低く抑えられていて、毎月一定の金額を返済する場合がほとんどなので、返済の計画も立てやすくなっています。

金利とは

金利とは借入額に応じて支払わなければならない利息の割合を言いますが、キャッシングとカードローンでは大きく異なります。

すでに述べたようにキャッシングの金利は高くカードローンは低く設定されていますが、詳細について説明しましょう。

キャッシングの平均金利

キャッシング金利は、年利15%~18%と高く設定されています。

少額を借りてすぐに返済するという場合には、それほど利息に差は出ません。

しかし長期間・多額を借り入れるような場合に利息額が大きくなるので、カードローンを利用した方が良いでしょう。

利息を計算する方法

利息は次の計算式によって算出できます。

利息=借入金額×金利÷365×返済日数

例えば20万円を金利18%で30日間借りた場合の利息は次のようになります。

200,000×0.18÷365×30=2,958円

同じ条件で1年間借りた場合には、利息は36,000円と大きな金額になります。

キャッシングの注意点

キャッシングの金利は高いので、長期間借りる場合には多額の利息を支払わなければなりません。

そのためキャッシングを利用する場合には、いくつかの点に気を付けなければなりません。

返済計画は必ずたてる

近くにATMがあると気軽な気持ちで利用してしまうかもしれませんが、借金であることを認識しておかねばなりません。

軽い気持ちで頻繁に出金すれば、積もり積もって大きな利息になり返済ができなくなることもあり得ます。

キャッシングは借金だということを肝に銘じて、借りる際にはいつどのように返済するのか計画を必ず立てるようにしましょう。

カードローンも考えよう

一般的に、キャッシングよりカードローンの方が低金利です。

大きな金額を長期間借りれば、返済額に大きな差が出てしまいます。

したがって借入をするときには、金利の低いカードローンの利用も検討してみましょう。

ショッピング枠の中にキャッシング枠も含まれている

キャッシング枠は、ショッピングとは別枠で設定されているわけではありません。

例えば50万円のショッピング枠がある場合、すでに50万円を買い物で使った場合には、キャッシングを利用することはできません。

同様に20万円のキャッシングをした場合には、ショッピングできる金額は30万円になります。

キャッシングはとにかく金利が高いとのことですが、キャッシングを使うメリットは何ですか?

急に現金が必要となった場合に、銀行やコンビニで手軽に借入れができることはキャッシングのメリットと考えられます。

ただしカードローンに比べて金利が高めに設定されていることから、無理のない範囲で計画的に利用することをお薦めします。

キャッシングを利用した場合、返済計画は具体的にどう立てれば良いでしょうか?

キャッシングはカードローンに比べて利用額が少額に設定されており、また金利も高めに設定されていることが多いです。「来月の給料で返そう」と、返済のめどが立つ金額に利用額を抑えることがポイントとなります。

まとめ

キャッシングは手軽にお金を借りられる便利なサービスです。

簡単に利用できるといっても借金であることは間違いなく、きちんと管理しないと借金は膨らんでいきます。

借りる際には返済計画をきちんと立てて借りるようにしましょう。

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