私たちの学習に欠かせない学習施設に税金は使われています。




昭和の時代は、学校(専門学校、大学等)を卒業すると後は企業内教育を受けて業務に就く考え方が一般的で、定年退職すると、退職金と年金でその後の高齢時代を生きていけると思う時代でした。

しかし、平成・令和時代は自分で学習し、教養を身につけ、知識・技術・資格取得するのが必須になってきています。

人生100歳までの長寿時代を迎え、現役時代だけでなく一生学習していくことが望まれる、あるいは、必要になる時代になりました。

個人で単独に学習(独学)していくのではなく、色々な施設や機会があります。 その多くに税金が使われていて学習あるいは教養を身につけやすくなっています。

今までも、今でも払い続けている税金を自分のために使い、楽しく効率的に学習しましょう。

学習施設

東京都を例にとると大人の利用できる学習施設には、以下に示すような施設があります。

  • 区部に多い社会教育施設
  • 区部以外に多い公民館
  • 図書館
  • 博物館
  • 美術館・資料館など
  • 生涯学習センター
  • その他の学習施設

これらの施設の建設や運営に、税金が使われています。

社会教育施設の学習は、主に青少年及び成人に対して行われる組織的な教育活動(体育及びレクリエーシヨンの活動を含む。)を指した教育活動です。

生涯学習センターの学習は、学習者の視点から捉えたもので、社会教育における学習のほか、学校教育や家庭教育における学習、組織的に行わない個人的な学習も含み、社会教育より広い学習・活動を対象としています。

上記施設のいくつかを下記に紹介します。

図書館

都道府県あるいは市町村では、地域の誰でも利用できる図書館を開設しています。
図書館は本を借りたり返したりするところですが、地域の中心の図書館(中央図書館)では色々な学習のできる場となっています。

  • 中心は本の貸出や蔵書の相談(雑誌や新聞なども、貸出制限もあります)
  • 本を読むスペース(席、以下同様です)
  • 本を借りて、あるいは本や資料を持ち込んで学習するスペース
  • 視聴覚スペース
  • パソコンを持ち込みネットを利用できる学習スペース
  • 簡易な個室タイプの学習スペース(有料のところもあります)

社会教育施設

例えば東京渋谷区を例にとると5会館あります。 その中の恵比寿社会教育館は、以下の施設になっています。 他の施設も、概略同じです。

  • 体育室・音楽室・陶芸窯
  • 展示室・印刷室・トレーニング室
  • 学習室・和室・料理室・茶室・託児室・暗室

ここで行われている文化教室の例を紹介します。

大学公開講座

渋谷区内の大学による公開講座を受講できます。

  • 青山学院大学「日本の国際関係の新展開」
  • 國學院大学「大嘗祭の歴史」
  • 放送大学「企画中」
  • 実践女子大学「女性と美術~創作と教育など」
  • 青山学院女子短期大学「リベラル・アーツの未来へなど」

教養の講座

文学講座「世界の神話」がこれから開催されます。

  • 日時:令和元年10月4日から毎週金曜日に8回開催
  • 会場:上原社会教育館 大学習室兼展示室
  • 内容:講師による講義を通して、「世界の神話」を学ぶ
  • 講師:中央大学非常勤講師 沖田瑞穂
  • 参加費:900円(教材費)
  • 定員:80名

文学の講座

以下の講座が開催されています。

  • 文学講座「短歌を学ぼう」全5回
  • 「中国の古典を読む」全4回
  • 「大正ロマンの画家・竹久夢二の魅力―生涯と芸術、そして渋谷での日々―」

この他にも色々な講座が開催されています。

美術館・資料館など

東京都の自治体には多くの施設があります。 渋谷区を例にとると、以下の施設があります。

  • 松濤美術館
  • 白根記念渋谷区郷土博物館・文学館
  • こども科学センター・ハチラボ

その他の学習施設

東京町田氏を例にとると、以下の施設があります。

  • 生涯学習センター陶芸スタジオ
  • 町田市考古資料室
  • 町田市民文学館ことばらんど
  • 町田市自然休暇村(長野県南佐久郡川上村)

大学のオープンアカデミー講座

上記は身近な学習施設の内容ですが、大学で学習することもできます。 各大学では、一般の方を対象にオープンアカデミー講座を開設しています。

講座は基本的に有料ですが、税金で建てられた施設や設備を利用できます。

一つの例として東京外国語大学のオープンアカデミー講座を紹介します。 色々な言語の講座がありますが、英語に関係する講座の一部を以下に紹介します(令和元年の例)。

日本語との比較を通じて学ぶ英語パラグラフライティング

この講座の目標は、日本語と英語の言語的な特徴を知り、英語的なパラグラフを書く方法を知ることです。

  • 日時:10月3日から木曜日全6回
  • 会場:東京外国語大学(東京府中キャンパス)
  • 時間:19:15〜20:45
  • 定員:20名
  • 受講料:10,600円

日本語の作文を通じて学ぶ英語パラグラフライティング

この講座の目標は、日本語の作文を通じて日本語の特徴を知ること、そしてそれを英語のパラグラフの基本構成にまとめる方法を知ることです。

  • 日時:10月4日から木曜日全6回
  • 会場:東京外国語大学(東京府中キャンパス)
  • 時間:19:20〜20:50
  • 定員:30名
  • 受講料:9,600円

英語で分かるオランダ語入門

英語とオランダ語の似ている点、違っている点を中心に学んでゆきます。具体的には、単語の綴り方と性、語順、疑問文の作り方、受動態、時制、助動詞、分離動詞、形容詞の変化形などを比較して行きます。

  • 日時:8月20日から火・水・木曜日全3回
  • 会場:東京外国語大学(東京府中キャンパス)
  • 時間:10:00〜12:35
  • 定員:21名
  • 受講料:9,000円