自分に合った家計簿のつけ方って?タイプ別・続く家計簿のつけ方




この記事の監修

手塚 亜図夢(てづか あとむ)

手塚 亜図夢(てづか あとむ) ファイナンシャルプランナー

株式会社 スマイル ファイナンシャルプランナー・マネージャー
トータル・ライフ・コンサルタント(TLC)生命保険協会認定FP 2017年~ Professional Agent(プロフェッショナル・エージェント)認定 2017年~ 業界世界最高基準:MDRT会員 認定

大学卒業後、神奈川県のディーラー(国内メーカー)に入社。
その後、株式会社スマイルに入社。
生命保険のコンサルティング ・ 資産形成の個別相談などを主な仕事としている。
趣味は野球・登山・車/バイク。

これから家計簿をつけたいと考えている方は、自分のライフスタイルに合ったつけ方を選ぶとよいでしょう。

家計簿のつけ方には、既製の家計簿ノートに記入する方法や、自分でオリジナルの家計簿ノートを作成する方法、エクセルに入力する方法、アプリで記録する方法などがあります。

しかし、「どの家計簿のつけ方が自分に合っているかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

家計簿をつける目的とは?

家計簿をつける目的は、次の3つです。

支出を把握するため

日常的に家計簿をつけずにお金を使用していると、何にお金を使用したか、どれくらいお金を使用したかがわかりません。

そして、最終的にお金がなくなってしまうおそれがあります。

しかし、家計簿をつけることで、何にお金を使用したか、どれくらいお金を使用したかを可視化することができるため、無駄遣いを防ぐことができるのです

節約するため

家計簿を日常的につけることで、無駄遣いを防ぐことができることを述べましたが、さらに無駄遣いを無くして普段から節約を意識することができます

家計簿をつけていれば、支出の状況から、より安いお店で買い物したり、外食を控えたりといった対策をすることができます

貯蓄に役立てるため

家計簿は貯蓄を増やす助けにもなります。

家計簿を活用して家計を改善していくことで、貯金したい金額を先取りして、残ったお金で生活をまわすというサイクルを作ることが可能です。

家計簿をつけていれば、支出の状況や節約した結果が一目瞭然なので、貯蓄へのモチベーションが高まり、どんどん実行に移せるようになっていきます。

何事も長続きしないような性格でも、家計簿は本当に有効活用できるものでしょうか?

ご自身のお金の流れを理解しなくては貯蓄に回せる金額も把握しにくいでしょう。
また、余計な支出が見つかれば削減し、貯蓄に回す事もできます。「自分自身の為に!」頑張りましょう。

家計簿のつけ方

家計簿のつけ方には、主に次のような種類があります。

  • Excelシート
  • 市販の家計簿ノート
  • 自作の家計簿ノート
  • 家計簿アプリ
  • レシート家計簿

最適な家計簿のつけ方はライフスタイルや記録したい内容によって異なるため、それぞれの家計簿の特徴を知ることが大切です。

次の項目で、家計簿の種類ごとの特徴を解説していきます。

オススメの家計簿のつけ方などがあれば教えてください。

家計簿のアプリは非常に便利です。ご自身で日付や金額の入力等をする必要がほとんどありません。
「自分で何か書いたりするのは面倒!」という方は、まずはアプリを使ってみると良いかと思います。

Excelシートを利用する方法のメリットと特徴

家計簿のつけ方の方法として、パソコンやタブレット、スマートフォン等でExcelシート(以下、Excel)を利用するという方法があります。

Excelで家計簿をつけるメリットは次の2つです。

  • 自分で仕分け項目を決められる
  • 合計金額をコンピュータが自動計算してくれる

Excelシートを利用した家計簿は、自分の生活に合った項目を自由に設定できるため、ざっくりとした家計簿を作りたい人から、カスタムして詳細な家計簿を作りたい人まで、様々な人におすすめです。

また、数字を入力すれば合計金額などはコンピュータが自動で計算してくれるため、数字が苦手な人や数字を見るのが面倒な人にもおすすめです。

全体の流れを把握するのが目的なので、仕分けする項目は

  • 収入:給与、ボーナス、臨時収入など
  • 固定費:家賃、光熱費、通信費、ローンなど
  • 変動費:食費、交通費、消耗品費、被服費など

といったように、なるべくざっくりとしたものにしましょう。

Excelを使えば簡単にすっきりとした表を作成できるため、高校生や大学生のように、お小遣いや仕送りの範囲で生活費をやりくりしたい人にもオススメです。

こんな人にはExcel家計簿がオススメ

数字が苦手なので計算はあまりしたくない
お小遣いや仕送りを用途別に管理してやりくりしたい
時間に余裕があるので仕分け項目や表の順番などをカスタムしたい

家計簿ノートに記入する方法のメリットと特徴

文具店などで販売されている市販の家計簿ノートに記入するというのは、オーソドックスな方法です。また、大学ノートなどを使ってオリジナルの家計簿ノートを作るという方法もあります。

ノートに家計簿をつけるメリットは、次の2つです。

  • 時間がなくてもさっと記入できる
  • 自分の手で記入するので、記録した内容を意識しやすい

既製の家計簿ノートには様々な種類があるので、使いやすそうなデザインのものを選べば、指定された項目を記入していくだけで家計簿を完成させることができます。

オリジナルの家計簿ノートを作る場合は、Excel家計簿と同様に項目を自由に決めることができます。

また、自分の手で数字を記入していくので、書き込んだ数字をしっかりと意識できることもメリットだと考えられます。

こんな人には家計簿ノートがオススメ

電子機器にメモするよりも手書きの習慣がある
時間がないときでも空いた時間でさっと記入したい
数字が苦手なのでシンプルな記録方法がいい

家計簿アプリに入力するメリットと特徴

気軽に利用できるという点ですべての人におすすめできるのが、家計簿アプリに入力する方法です。

家計簿アプリを利用するメリットは次の2つです。

  • スマートフォンやタブレットで簡単に使用できる
  • 銀行口座やクレジットカードと連携できるものもある
  • 分析レポートなどを見ることができる

家計簿アプリには、レシートを読み取れるものや、銀行口座やクレジットカードと連携できるものもあるため、まとめて管理することができます。

また、毎月のお金の流れや分析レポートなどを表示してくれる機能などもあるので、節約や貯蓄の計画を立てやすくなります。

様々な家計簿アプリが配信されていますが、中でも有名なのは「Money Forward」や「Zaim」です。

【Money Forward (マネーフォワード)】

  • スマートフォンだけでなくWebブラウザからも利用できる
  • 家計簿を自動作成してくれる。
  • 銀行口座、クレジットカード、電子マネーなどに対応しており、連携すれば自動で家計簿に書き込んでくれる。
  • 投信、証券にも連携できる。

家計簿 マネーフォワード ME - 人気家計簿アプリ
家計簿 マネーフォワード ME – 人気家計簿アプリ
開発元:Money Forward, Inc.
無料
posted withアプリーチ

【Zaim(ザイム)】

  • レシートを携帯のカメラで撮影するだけで、合計金額・店名・お店の電話番号・購入した商品名などを読み込んでくれる。
  • 月収や家賃など、月ごとの収支についての質問に答えていくと、自分に合ったひと月の予算を算出してくれる「バランス診断」がある。
  • シンプルなので毎日家計簿をつけるのが面倒な人でも予算管理がしやすい。

家計簿Zaim
家計簿Zaim
開発元:Zaim Inc.
無料
posted withアプリーチ

その他、「レシーピ !」など可愛いデザインで作られたアプリもありますので、自分に合いそうなアプリを探してみてください。

こんな人には家計簿アプリがオススメ

普段使っているスマホで手軽に家計簿をつけたい
銀行口座やクレジットカードの利用履歴も一元管理したい
分析レポートなどのオプション機能に興味がある

家計簿のスタート日は月の始め?それとも給料日?

自分に出来そうな方法はなんとなく分かったけれど、一体いつから始めれば良いんだろう?」と、迷ってしまう人もいると思います。

家計簿は「自分の管理しやすい日」を起点に始めるのが一番良いです。

例えば、

  • 夫婦で給料日が異なる
  • ダブルワークで給料日が何日かある

という場合は、毎月1日をスタートにして月末締めにすると月単位での収支を把握しやすくなります。

一方、収入のある日が毎月25日のみなどと決まっている場合は、給料日をスタートにして次の給料日前を締め日にするのが分かりやすいです。

どちらが良いということはありません。重要なのは、毎月同じ区切りで家計簿をつけていくことです。

家計簿をつけるにあたって、決めておいた方がいいルールなどはありますか?

「100円以上は全部書く!」など、家計簿に記入する最低の金額を決める事は大切です。
最初から細かくしすぎて挫折しないように気を付けましょう!

クレジットカードを使っている場合はどうやって家計簿をつける?

最近では、クレジットカードや電子マネー、アプリ決済等のキャッシュレス払いが多くなりつつあります。

このようなキャッシュレス払いで支出が出た場合には、

  • 買い物をしたタイミング
  • お金が引き落とされるタイミング

のいずれかで家計簿をつけることになります。

口座引落し時に家計簿に記入する

キャッシュレス決済は主に口座引落しで利用するものが多くなっています。買い物をした時点でお財布から現金が出ていく訳ではないので、買い物をした日は家計簿に記入せず、引落し日にまとめて家計簿へ記入します。

家計簿には、「キャッシュレス払い」という項目を作り、その月に引き落とされるカード払いの金額を記入します。

買い物をした日にその都度家計簿に記入する

こちらの方法では、キャッシュレス払いをしたその日に、現金払いとしたものと同様に家計簿に記入します。

キャッシュレス払いで支払った分の現金を取り分けて保管しておき、口座引き落としの期日までに入金することで、現金で買い物をしたときと同じように管理することができます。

ただし、キャッシュレス払いが多い場合は、手間が増えてしまうので、週末などの時間がある時にまとめて家計簿に記入し、その週に買い物をした金額をまとめて取り分けるという方法がおすすめです。

まとめ

今回は、家計簿のつけ方とポイントについてご説明しました。

家計簿をつけることで自分や家庭のお金の管理をしやすくなります。家計簿には色々な方法がありますので、自分のライフスタイルに合った家計簿のつけ方を見つけてくださいね。