貯金できない理由とは?原因を究明して貯金体質に変わる方法

この記事の監修

伴 信孝(ばん のぶたか)

伴 信孝(ばん のぶたか) ファイナンシャルプランナー


外資系保険会社~生損保乗合代理店・IFA ファイナンシャルプランナー(AFP)、証券外務員1種

【得意分野】生命保険・損害保険・証券・住宅ローン・年金・相続などコンサルティング 資産形成世代の「住宅ローン」「保障」「資産形成」のバランスを取ることで安心と豊かさの共存をテーマにアドバイスを行っています。 【趣味】文具・ITガシェット取集、自転車、ポイ活

「なかなか貯金できない」「無駄遣いしているつもりはないのに、貯まらない」「どうすれば貯金できるようになるの?」と悩んでいる人は少なくありません。

貯金できない理由は色々考えられます。「貯金できない」と悩んでいるなら、その理由を解明して、お金が貯まる習慣に変えていきましょう。

「貯金できない人」の10の特徴

特徴1:お金を使い道を把握していない

貯金ができない人に最もよくありがちなのが、お金の使い道を把握していないことです。「いつ」「何に」「いくら」使ったのかを意識していなければ、いくら収入があってもお金は貯まりません。

貯金の前段階として、収入と支出の把握は避けて通れないステップです。収入と支出をきちんと把握することで、削れそうな支出がわかり、お金の使い方を変えていくことができます。

特徴2:誘惑に弱い

本気で貯金しようと思ったら、少しは我慢が必要になります。欲しいものをすべて買って貯金もして、というのは、普通の収入では難しいでしょう。

また、誘惑に弱い人は、欲しいものが多く衝動買いの回数も多い傾向にあります。そんな人は「本当に欲しいのか?」を一度立ち止まって考える癖をつける必要があります。

特徴3:考えることを後回しにしている

貯金するためには「どうやって貯金するか?」「いつまでに貯めるか?」といったことを具体的に考えなくてはなりませんが、貯金ができない人は考えることを後回しにしていることがあります。

「貯金したい」と漠然と思っていても、貯金できるようにはなりません。一度、現実から目を背けずに貯金する方法を考える必要があります。

特徴4:自分へのご褒美が多い

自分へのご褒美は大切ですが、ご褒美の回数が多い人や、つい理由をつけて贅沢をしてしまう人は注意が必要です。

カフェでのスイーツや外食、ファッション小物などのプチご褒美は、一回一回の出費は少なくても、積もり積もるとまとまった金額になってしまいます。気づかないうちに浪費の原因になっていることも多いでしょう。

特徴5:貯金の目標がはっきりしていない

貯金できない人は、貯金の目標がはっきりしていないことが多いです。貯金を成功させるためには「いつまでに、どれくらい、何を目的に」貯金をするのかをはっきりさせる必要があります。

また、実現できない目標を掲げている人も、なかなか貯金が成功しません。収入と支出から実現可能な目標を割り出し、無理のないペースでコツコツ貯金することが成功の秘訣です。

特徴6:収入が少ない

どれだけ節約しても、収入額が少なくて生活するのに精いっぱいだと、貯金の難易度は上がってきます。

収入が低くて貯金ができないという人は、副業を始めたり、仕事の収入を増やすにはどうすれば良いかを考えてみましょう。

特徴7:貯金のルールを決めていない

「貯金のことばかり考えているのにお金が貯まらない」こんな人は、貯金のルールを明確に決めていないのかもしれません。

貯金は長期戦なので、一時的にたくさん貯金しても、そのあとにまったく貯金しない期間があると非効率です。「給料日に3万円貯金する」「おつりに500円玉があったら貯金箱に入れる」など、ルールを決めて習慣化しましょう。

特徴8:支出がかさんでいる

「やむをえない支出がかさんで貯金ができない」という場合もあります。「子どもの養育費がかかる」「住宅ローンが家計を圧迫している」といった場合、その期間を終えるまで支出を大幅に削ることはむずかしいでしょう。

このような場合は「支出を減らして貯金を増やそう」と思ってもむずかしいので、収入を増やす方法を模索するのもひとつの方法です。

特徴9:「余ったら貯金しよう」と考えている

「余ったら貯金しようと思っているけれど、なかなかお金が余らない」と嘆いている人がいますが、この考え方は、貯金ができない原因のひとつです。

「行ってみたいレストランの予約が取れた」「欲しいと思っていた洋服がたまたまセールになっていた」など、支出の機会はいくらでもありますから「余ったら貯金しよう」という考え方では、いつまで経っても貯金はできません。

特徴10:危機感が持てない

意外に思われるかもしれませんが、収入が多くても「貯金ができない」と悩んでいる世帯は多いです。収入に余裕があると「少しくらい無駄遣いしても大丈夫」という意識が働き、使いすぎてしまうのでしょう。

収入に余裕があるときは「お金の貯めどき」でもありますから、そんな時こそルールを決めてどんどん貯金していくことが大切です。

今日から実践!お金が貯まる行動5選

固定費を見直す

貯金の基本は「収入を増やし支出を減らすこと」です。収入をすぐに増やすことは難しいですが、支出はすぐに減らすことができます。

支出を減らすうえで最も効率が良いのが「固定費の見直し」です。固定費とは、家賃や光熱費、通信費、保険料といった毎月決まった額が出ていく費用のことです。

固定費を見直す最大のメリットはなんですか?

最大のメリットは「一度見直しすれば、普段の生活の中で一切の手間が掛からない」というところです。

食費や被服費などを節約するとなると、毎日そのことを考えて工夫し続ける必要があります。しかし、固定費は一度契約を見直せば、そのあとずっと節約効果が続くのです。

固定費の見直しが大切だということはわかりましたが、何から手をつければ良いでしょうか?

出来れば「大きな支出から」と言いたいところですが、まずは通信費や光熱費あたりから考えみてはいかがでしょうか。その次に保険や住宅ローンを検討すれば、非常に大きな効果があったりします。

先取り貯金を始める

「余ったら貯金しよう」と考えていても、なかなか貯金はできません。貯金体質になるためには「先取り貯金」にするのが一番の近道です。

先取り貯金をする場合、給料日などに決まった金額を貯金用口座に移し、残ったお金で生活をやりくりします。定期預金の期日指定振替サービスなどを利用するのも良いでしょう。

先取り貯金を行うことで、少額でも毎月確実に貯金を増やしていくことができます。毎月決まった日に投資額が引き落とされる「iDeCo」や「NISA」などの金融商品でも、先取り貯金と同様の効果が得られます。

家計簿をつける

これまで自分の支出に無頓着だった人は、家計簿をつけてみるとお金の動きが見えてきます。支出を見直して貯金に慣れてきたら、細かく記録しなくても貯金できるようになるでしょう。

家計簿と言っても、今は簡単に記録できるスマホアプリがたくさんあります。クレジットカードや口座と紐づけると記録・分析を自動で行ってくれる機能などもあるので、使いやすそうなものを探してみて下さい。

手書きの家計簿とアプリ家計簿、どちらがおすすめですか?

「やりやすい」と感じたほうでいいと思います。

ただ「手書きの家計簿は続かなかった」という経験をされている方も多いので、そういった方はアプリの家計簿にチャレンジしてみるのもいいですね。

お金の使い方にメリハリをつける

貯金体質の人には、共通して「お金の使い方にメリハリがある」という特徴があります。例えば「毎日会社にお弁当を持参して食費を節約し、年に一度海外旅行に行く」といった具合です。

節約というと「我慢」「つらい」「ひもじい」といったネガティブなイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし、我慢は長く続かないので「使うときは使う」「節約するところは節約する」という風にメリハリをつけましょう。

そのためには、お金の使い道に優先順位をつける必要があります。旅行や服、車、カメラ、外食など、人によってお金の使い道は様々。自分がお金を使いたいことは何なのか、考えることが大切です。

ライフプランを考える

ライフプランを考えてみると、この先の人生で必要になるお金の額やタイミングがわかります。

今の段階では未定の部分があったとしても、一度ライフプランを考えておけば、軌道修正しながら将来への備えをしていくことができるのです。

もちろん思い描いたライフプラン通りにいくとは限りませんが、ライフプランが全くない状態では「いくらお金があっても不安・・・」という心境にもなりかねず、焦ったり、逆に自暴自棄になってしまう可能性もあります。

ライフプランニングを明確にしておくことは、貯金に効果があると言えますか?

はい。

貯金が足りないと思った理由として、多くの方から「漠然とした将来の不安があるから…」とお話いただきます。実際には、全然足りていないかもしれないし、実は十分足りているのに今の生活を窮屈なものにしているかもしれません。

ライフプランニングがないと、その判断がつきにくくなってしまうんですね。

たしかに、漠然とした不安から「とにかく貯金しないと」と焦ってしまいがちです。

ライフプランニングが明確になっていれば、将来のライフイベントにかかる費用の大きさや必要な時期が分かります。

それを基に、どれぐらい節約を頑張っていけばいいのかを考えていくのがいいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
この記事では、貯金ができない理由を解説し、貯金体質に変わる方法をご紹介してきました。

「貯金ができない」と悩んでいる人は、次の10の特徴に当てあはまらないか振り返ってみて下さい。

  • お金の使い道を把握していない
  • 誘惑に弱い
  • 考えることを後回しにしている
  • 自分へのご褒美が多い
  • 貯金の目標がはっきりしていない
  • 収入が少ない
  • 貯金のルールを決めていない
  • 支出がかさんでいる
  • 余ったら貯金しよう」と考えている
  • 危機感が持てない

貯金は、無意識に実践できることを増やした方がうまくいきます。今回ご紹介したコツの中で、すぐに取り入れられそうなものから是非試してみて下さい。

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