誰にもできる貯蓄をする習慣の付け方とは

貯蓄をする方法の1つとして、誰しも考えるのが支出を抑える「節約」だと思いますが、習慣にするのは根気が必要な困難な方法です。

節約は、一度習慣にしてしまえば継続できるようになり、その結果余剰金がうまれ、貯蓄に回すという選択肢が産まれます。

そのため習慣化することが重要となってきますが、節約は我慢をし続けると継続ができません。

では節約生活をおこなううで、どういった考えで取り組めばいいかご紹介します。

節約生活「管理困難な固定費から節約」

節約生活というと、苦しい大変と感じるようになると継続できません。
生活費は大きく2つに分けることができます。

  • 管理できる生活費「目に見える費用:変動費」
  • 管理困難な生活費「目に見えにくい費用:固定費」

節約生活を無理なく行うには、目に見えにくい「管理困難な生活費」の削減が第一歩になります。

管理困難というのは節約困難というわけではなくて、手続きをしないと日々の努力では節約が困難な費用です。

言い換えると、手続きすれば基本的に日々の生活に関係なくできる楽な節約法と言えます。

例えば、電力やガスの契約先を変えると日々の使用に不便なく500円から1,000円ぐらいの節約ができます。

格安スマホに切り替えると、iPhoneなど使うスマホは同じでも1,000円以上の節約になります。

これらを組み合わせて節約することで、数万円の節約になることもあります(生活と時期にもよります)。

管理できる生活費は目に見える費用なので節約しやすいと言えますが、健康生活など自然に節約できるようにして無理して節約しないことが継続に必要です。

節約生活「費用の記録」

節約だけでなくどのようなことでも、継続には記録を取ることが効果的です。

記録を見ながら、効果をイメージできることが継続の励みになり、さらに継続しやすくなります。

生活費の記録「家計簿」

家計簿は、使った費用を日々記録します。
費用の見直しには、個々の費用よりは費用のグループ化(分類)が必要になります。

例えば国の調査では、以下の項目になります。

  • 食料
  • 住居(家賃・住宅ローン・管理費など)
  • 光熱・水道(電気・ガス・水道費)
  • 家具・用品
  • 被覆・履物
  • 保険医療
  • 交通・通信
  • 教育
  • 教養娯楽
  • その他など

これだけあると、記録も大変になります。
これを3つか4つぐらいにまとめると、記録も楽になります。

例えば、以下のようにまとめることができます。

  • 生活費用:食料、小さな日々購入する物品
  • 住居費用:住居、水道・光熱、保険医療
  • 家財費用:家具・用品、被覆・履物
  • その他費用:交通・通信、教育、教養娯楽、その他

記録のタイミングは、手間がかからないと感じれば日々記録します。
時間を取られると感じれば、レシートを保管して週間ごとでも十分です。

スマホ「家計簿アプリ」

家計簿はノートに記録したり、パソコンのエクセルに入力したりして作成します。

机に向かったりパソコンを開くことが習慣になっていればこの方法で良いのですが、スマホの家計簿アプリを使うこともできます。
レシートをスマホカメラで読み取れば入力でき、記録作業がシンプルになります。
また、家計簿アプリはグラフ化できるので、過去の費用の把握が容易になります。
無料アプリがあるので、ダウンロードして試してから使用しましょう。

節約生活「費用の予算化」

節約生活に入り、家計の記録化を始めると次は予算化になります。

費用の予算化

予算化は費用の分類と把握をして、翌週や翌月に使う費用の目標値(予算)を決めます。

最初から大きめの節約の予算化をすると、達成できないときのダメージが大きくなり継続が困難になります。

無理のない計画を立てて、継続しながら調整していくようにします。

分類した費用を目標値に抑える生活をしていきますが、オーバーすることもあります。

この時はその原因を把握して、少し時間(数週間、あるいは数カ月)をかけて目標値に近ずけていきます。

家計のPDCA化

PDCAは主に企業・団体で使われる言葉ですが、家計にも応用できます。
PDCAはPlan(計画)、DO(実行)、Check(評価)、Action(改善)の頭文字をつなげた言葉で、この頭文字のサイクルを繰り返していくことで効果を上げる手法です。

家計の使用計画作り、それに従って実行してみて、少ししてうまくいくかチェックして、これで行けるか、あるいは、別の方法がないか見直して継続していきます。

節約生活「ライフプラニング」

節約生活を立てる目標に、ライフプラニングがあります。

ライフプラニングは、将来どのようなことがありどのくらいの費用が必要になるのかの生活設計を見通すことになります。

このために、ライフイベント表とキャッシュフロー表を作成します。

ライフイベント表

ライフイベント表は、以下を発生する年ごとにまとめた表です。

  • イベントの発生する年
  • 家族とその年の年齢
  • イベント種類
  • 必要費用

例えば、2020年に子供が大学進学するので、その費用150万円を計画するなどを記載していきます。

キャッシュフロー表

キャッシュフロー表は、現在の収支状況や今後のライフイベントをもとに将来の収支状況や貯蓄残高を予想して表にまとめたものです。
キャッシュフロー表には、以下の項目があります。

  • 年間の収入(年収から税金と社会保険料を差し引いた可処分所得)
  • 年間の支出(生活費・住居費・教育費・保険料・その他支出・一時的な支出)
  • 各支出項目と合計額
  • 年間の収支(年間収入の合計額から年間支出の合計額を引いた額)
  • 貯蓄残高(前年の貯蓄残高に運用利益を足してその年の収支を加えた額)

キャッシュフロー数値は、将来の物価上昇率を考慮した将来価値になります。

より効果を上げるために!

貯まる習慣は将来のライフプラニングを把握した上で、日々の生活費の無理のない計画を立てて、計画に出来るだけ近づけた生活をすることになります。

より効果を上げるために、次のステップを踏んでいきます。

  • 生活費と貯める口座を分ける
  • ある期間(数カ月から半年ぐらい)の生活費が貯まると増やす口座に分ける
  • 増やす口座は、税制の有利な「iDeCo」や「つみたてNISA」で運用

すぐに大きなお金が貯まるわけではないので、早く長期間かけて増やしていきましょう。