積立貯金と定期預金の違いって?どっちを選べば良い?

この記事の監修

加藤 大樹(かとう ひろき)

加藤 大樹(かとう ひろき) ファイナンシャルプランナー

ライフマイスター株式会社
2013年〜2019年MDRT成績資格会員 相続診断協会認定 相続診断士 住宅ローン診断士 住宅金融普及協会認定 住宅ローンアドバイザー 日本プロカウンセリング協会認定 2級心理カウンセラー

平成20年当時、全国最年少の22歳で外資系保険会社にスカウトされ入社。その後、平成23年独立し乗り合い代理店へ参画。
資産運用相談、老後資金相談を得手として活躍している。

ライフプランを改めて考え直してみると、やはり貯蓄を増やさなくては!という結論にたどり着きます。銀行などでよく目にはするものの、積立貯金と定期預金のどちらを選んでいいのか分からない・・・という人も多いのではないでしょうか?

今回は、積立預金と定期預金の違いと、果たしてどちらがいいのか?を徹底解説していきます!

積立貯金と定期預金の違い

まず、積立貯金と定期預金の違いについて理解しておきましょう。

制限がなく、利用しやすい代わりに金利が低め積立貯金

積立貯金は、積み立てる金額と期間を決めたうえで毎月貯蓄を行っていく方法です。
イメージとしては「毎月5万円を3年間積み立てる」ということになります。

積み立て期間を自分である程度自由に設定できるものが多いので、銀行によっては積立期間(満期)をあえて決めずにずっと貯金をし続けるという方法をとれる場合があります。

月々設定した積み立て金額の他に、随時同じ口座にお金を手動で預けたり、ボーナス月は積立金額を増額したりすることもできます。

余裕のあるときは普段よりも多くのお金を預け入れることで、より効率的な貯蓄を行うことができる優れ物です。

また、基本的には現金の引き出しに関する制限がないので、金利が低めの設定になっています。

積立貯金を行う銀行はどのように選べば良いですか?

積立預金を選ぶ際のコツとしましては、金利が高い銀行を選ぶことが得策と言えます。
特にネット系銀行は人件費がかかっていない分、金利が高く設定されている傾向があります。

中途解約時の条件がある代わりに、金利が高め定期預金

定期預金は、お金を預け入れる時点で「いつまで預けるか」をあらかじめ決めたうえで貯蓄を行っていく方法です。

イメージとしては「500万円を3年間預ける」ということになります。

原則として、満期を迎えるまではお金を引き出すことができません。どうしても途中で引き出したい場合は中途解約することができますが、解約時の金利は契約時の金利よりも低くなります。

定期預金は現金の引き出しにも制限がかかりますが、条件や制限があるぶん、金利が積立貯金よりも高くなっています。

定期預金を行う銀行はどのように選べば良いですか?

定期預金は積立貯金と違い、金利が高い分、解約時の制限があったりします。比較サイトなどを活用して自分にとって有利な銀行を選択しましょう。

積立貯金と定期預金の合わせ技がある

定期預金のひとつとして「積立定期預金」というものがあります。

簡単に言えば、積立貯金と定期預金の合わせ技です。なので、貯金に関する強制力はかなり強いものになります。

決まった期間の中で毎月積み立てていくので、貯金を始める際に大きくまとまった金額は必要ありません。

銀行ごとに様々なプランがあるので、ぜひ色々な銀行のプランを比較してみてください!

こうして見比べてみると、一概にどちらがいいというわけではなく、それぞれに向き不向きがあるらしいことが見えてきました。

それぞれに向いている人の特徴を簡単にまとめてみたので、自分が積立貯金と定期預金のどちらに向いているのか、ぜひ確かめてみてください。

積立預金が向いている人

  • 手間なく無理なく、コツコツ貯めていきたい人。
  • 金銭的に余裕ができたから貯金するぞ!という、貯金の出発点に立っている人。

毎月の給与収入などから、毎月一定金額(万円単位が多い)を、半年間、一年間、二年間、五年間など、規定の期間の間、預金口座から自動的に積み立てることができます。

定期預金が向いている人

  • ある程度のまとまった資本があり、すぐには使う予定がない人。
  • 資産を安全かつ確実に運用したい人。

定期預金は普通預金よりも金利が良く、元本割れもないのが特徴です。

また、先述したように定期預金は簡単に引き落とすことができません。

どうしてもお金を引き落とさなければならなくなったときは解約も可能ですが、その場合、金利が普通預金と同じ金利まで下がってしまうので注意してください。

定期預金と定額預金の違いは?

定期預金と似た言葉に「定額預金」というものがあります。
響きも似ていれば、漢字の見た目も似ているので、「どこが違うの?」と思ってしまいますよね。

いざという時に混乱してしまわないよう、ここで内容をしっかり理解しておきましょう。

【定期預金】・・・原則として満期までは解約できない。

定期預金は1000円から貯金を始めることができます。
また、満期も1カ月・3カ月・6カ月・1年・2年・3年・4年・5年という区切りの

中から自由に設定ができます。
基本的には満期前に解約することができません。手続きをするときには、しっかり条件などを確認してから満期を決めるようにしてください。

また、より高金利を希望するのであれば、満期までの期間が長くなるように設定することをおすすめします。

定期預金の解約方法には、主に「一部解約」と「中途解約」があります。それぞれの特徴は以下の通りです。

一部解約預入金の一部を解約する解約方法です。残額は預入時のままの金利で運用されますが、例外もありますのでしっかり確認するようにしてください。
中途解約満期前に預入金の全額を解約する解約方法です。解約時に受け取る金利は普通預金の金利よりも低くなることが特徴なので、やむを得ない事情がない限り中途解約をするのは避けるようにしてください。

これらはあくまで、やむを得ず解約しなければならない場合の救済策なので、むやみに中途解約したりすることがないように、ある程度まとまった資金を確保してから預金するようにしうてくださいね。

【定額貯金】・・・預けてから6ヶ月経過していれば窓口で引き落とせる。

定額貯金とはゆうちょ銀行のみで取り扱っているものです。
定期預金と異なり、お金を預け入れた後「6ヵ月」が経過した場合であれば、引

き落とせる仕組みになっています。
6ヶ月が経過した時点で引き落とすことができるので、途中解約という方法にはなりません。この流動性の高さが主な特徴です。

昨今の銀行の金利はとても低いと耳にしますが、積立貯金や定期預金の効果はあるのでしょうか…

「お金を貯める」ということに一定の効果がありますが、残念ながら「お金を増やす」ということはできません。
そのうえ物価が上昇した際には「お金の価値が目減りする」というリスクさえあります。
効果的なお金の貯め方・増やし方をFPに相談しましょう。

まとめ

積立貯金、定期預金は、どちらを選べばより良いということはなく、どちらも無理なく貯金をしていきたい人にオススメの貯金方法です。

低金利時代と言われている昨今、「貯金なんてやるだけ無駄」と諦めてしまいがちですが、少しでも増やすことや、増やす方法をきちんと知っておけば、いざという時に強い味方となってくれます。

条件等をしっかり吟味して、自分の生き方に合った貯蓄方法を選んでいきましょう!