家計の見直しはまず固定費から!節約のポイント4選

この記事の監修

加藤 大樹(かとう ひろき)

加藤 大樹(かとう ひろき) ファイナンシャルプランナー

ライフマイスター株式会社
2013年〜2019年MDRT成績資格会員 相続診断協会認定 相続診断士 住宅ローン診断士 住宅金融普及協会認定 住宅ローンアドバイザー 日本プロカウンセリング協会認定 2級心理カウンセラー

平成20年当時、全国最年少の22歳で外資系保険会社にスカウトされ入社。その後、平成23年独立し乗り合い代理店へ参画。
資産運用相談、老後資金相談を得手として活躍している。

「節約してるつもりなのにイマイチ効果が出ない・・・」このような悩みを持っている方にやってみていただきたいのが「固定費の見直し」です。

実は、家計において「固定費」の支出は「変動費」と比べるとかなり高いのですが、意識したことはあるでしょうか。

これは裏を返すと、固定費を節約できれば生活費を大きく削減できるということ。この記事では、固定費の見直しのポイントを解説していきます。すぐに実践できるものもあるので、是非参考にしてみて下さいね。

生活費を削減するには「固定費」を見直そう

日常の出費は、大きく固定費と変動費に分けられます。交際費など月々の支出の額が決まっていないものが「変動費」で、家賃や通信費など毎月決まった金額を支払うものが「固定費」です。

「節約」というと、こんなイメージがありませんか?

「どうしても欲しい洋服があるけど、節約のために我慢する」
「家から少し遠いけれど、食費を抑えるために安いスーパーに行く」

これらは、変動費の節約です。節約の方法のひとつではありますが、我慢してコツコツ頑張り続けなくては効果が得られません。

一方、月々7,000円のスマホを解約し、格安SIMの月々1,500円のプランに乗り換えたら、どうでしょうか。毎月5,500円の削減効果がずっと続くわけですから、一度の見直しで年間66,000円もの節約効果を得られることになります。

本格的に節約を始めたいと考えている方は、大きな効果が得られる固定費の見直しに取り組んでみましょう。

固定費って何?変動費との違い

固定費とは

固定費とは、家賃や住宅ローン、水道光熱費など、毎月必ずかかる費用のことです。契約変更などを行わない限り、支出額もほとんど変わりません。家計に占める割合の高い項目です。

主な固定費には次のようなものがあります。

  • 家賃
  • 保険料
  • 通信費
  • 水道光熱費
  • 教育費
  • 税金
  • 定期購読料
  • ジムなどの会費

近年で特徴的なのは「定期購読代」ではないでしょうか。食品や化粧品などの定期購入代や、サブスクリプション(月額課金制)サービスの登録料なども含まれます。

変動費とは

変動費とは、食費や交際費など、その月の状況によって金額の変動が大きい費用です。医療代や冠婚葬祭にかかる費用など、事前にいくらかかるのか予想できない項目が含まれています。

主な変動費には次のようなものがあります。

  • 食費
  • 交通費
  • 日用品費
  • 交際費
  • 美容代
  • 被服費
  • 嗜好品代
  • 医療代
  • 冠婚葬祭にかかる費用
  • ガソリン代

厳密にいえば、通信費や光熱費のうち固定費に分類されるのは「使用量に関係なく同じ金額が発生する基本料金部分」です。従量課金部分については変動費に分類されますが、ここでは支払う総額を「毎月必ず支払う出費=固定費」として話を進めていきます。

それでは、固定費の見直しのポイントを具体的に見ていきましょう。

【項目別】固定費の節約方法5選

固定費節約のコツは、支出額の大きい項目から削減すること

住居費の見直しのポイント

家賃の目安は「収入の3割」と言われていますが、積極的に節約したいのであれば、2割~2.5割に納めたいところです。

家賃や住宅ローンは、家計に占める割合がもっとも大きいため、支出を抑えられるとかなりの節約効果が見込めます。

現在住んでいる家が賃貸で更新時期が近い場合は、家賃の安い物件への引っ越しを視野にいれても良いでしょう。持ち家で住宅ローンを組んでいる場合は、金利の低いローンを探して借り換えることで、節約効果を得られる場合があります。

保険料の見直しのポイント

もしもの場合に備えて保険に入っている人も多いと思いますが、必要な保障内容はライフステージによって異なります。

保障内容を増やしすぎて家計の負担になってしまうこともあるので、定期的に保障内容と保険料を見直してみるのがおすすめです。

また、月払いと年払いが用意されていることがありますが、多くの場合まとめて支払った方がお得な料金設定になっているので、できるだけまとめて支払うようにしましょう。

保険料の支出はいくらぐらいにするべきですか?

保険料の内容を単に「保険」と捉えるのか、「保険」のみならず「中長期的な資産形成」と捉えるのかでその支出額は異なります。またご家庭の中には貯蓄と保険で重複した資産形成をおこなっているなど家計のムダとなっている部分もございます。

③通信料の見直しのポイント

通信費で見直しの効果が大きいのは、携帯電話の料金プランです。キャリアのスマートフォンから格安SIMに乗り換えることで、年間数万円以上の節約になります。

ただし、通信データの上限が少なくなったり、電話の代わりに通話アプリを使用することになるなど、普段のスマホの利用状況によっては不便な点が出てくる可能性もあります。

また、スマートフォンの使用料金には不要なオプションが付いていることがあります。「契約時につけてもらって以来それっきりになっているというケースも多いので、一度通信料の内訳を確認しましょう。

通信費が高いと思ってはいるのですが、家族で同じ通信会社を契約しているので変更しづらいです。どうしたら良いでしょうか?

いわゆる3大キャリアですと「家族割」があるので、お得のように感じ変更しづらいとお考えになると思います。しかしながら格安SIMの会社に変更した場合、現状よりも通信費が安くなることが多いようです。うまく格安SIM会社を活用してみましょう。

④定期購読料や会費の見直しのポイント

動画や音楽のサブスクリプションサービスは、登録したまま忘れてしまっていることもあるため、見直すと意外と削減できる項目です。

ウェブサービスの会員登録料や雑誌の読み放題サービスなど、コンテンツのジャンルも多岐にわたるので、一度すべて洗い出して絶対に必要なものだけ残しましょう。

クレジットカードの年会費やジムの会費など、解約が面倒でなんとなく支払い続けているパターンもあります。ある程度まとめて勢いよく整理することが、成功の秘訣です。

固定費を削減=生活レベルを下げる、ではない

いかがでしたでしょうか。
この記事では、節約の効果的な方法のひとつとして「固定費を削減する」というポイントをご紹介してきました。

誤解されがちなことですが、固定費を削減することは決して、生活の水準を低くすることではありません。あくまでも、不要なコストを取り除くことです。使っていないもの、今はもういらないものなどに目を向けて、生活費削減のプロを目指しましょう!

固定費の見直しに最適なタイミングはありますか?

結婚した時、子どもが生まれた時、住宅を取得した時など、さまざまなライフイベントの際に固定費を見直すことは大切なことです。ですが「固定費を見直したい」とお思いになった時が最適なタイミングと言えます。まずは、お気軽にFPにご相談ください。

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