家計簿をつける3つのコツ|無駄使いを減らして貯めるには?




この記事の監修

井上 一彦(いのうえ かずひこ)

井上 一彦(いのうえ かずひこ) ファイナンシャルプランナー

株式会社ビルド・バリュー
現在では200人以上の個別相談を行うファイナンシャルプランナー

大学卒業後11年間銀行勤務、その後生命保険業界へ転職し13年目を迎える。
お客様の身近な存在として、ライフプランに役立てるよう精進中。
美術鑑賞(特に印象派の絵画)が大好き。

「今年こそは家計簿をちゃんとつけなくちゃ・・・」

家計簿をつけて貯蓄を頑張りたいです。
家計簿を長期間つけ続ければ、本当に効果は表れますか?

家計簿をつけ続けることで効果は出ると思います。
ただし、家計簿を継続的につけ続けるのが難しいケースが多いです。

家計簿をつけるのは大切だけど、続けなきゃと思うとどうしても億劫になってしまう。そんな気持ちについ負けて、挫折を味わった人も多いのではないでしょうか?

前向きな目標を決め自分に合ったやり方で家計簿をつけていく

そうすれば家計簿をつけ続けていくことができ、効果も得られるようになっていきます。今回は、今度こそ挫折したくないという方へ、家計簿をつけるちょっとしたコツをご紹介します。

家計簿が続かないのはどうして?

そもそも家計簿が続かない理由は以下2つ。

  1. 「目的が明確でない」
  2. 「自分に合ったやり方でない」

どんな人にも等しく効果的な、たったひとつの家計簿のつけ方というものはありません。 ダイエットでも日記でも、自分に合ったやり方で無理なく続けていけるように家計簿も10人いれば10通りだけやり方があります。

裏を返すと、自分自身を知ることができれば家計簿をつけるコツも見えてくるということ。自分がどういう人間かを知り、どんなことに気をつけながら家計簿をつけていけば良いのかを理解しましょう。

家計簿をつけるときの留意点

どういったアプローチでやっていくにせよ、家計簿をつけるにあたって心に留めておきたいことがあります。

細かく管理しすぎない

後程確認した時に明確になっていない支出があるのは嫌だからという理由で、最初から細かく項目を決め、1円単位まできっちり管理しようとすると挫折しやすくなります。

地道にコツコツ積んできたことが寸分違わず収まった時の達成感はありますが、その分達成されなかった時のストレスも大きくなります。

習慣化する為に、まずは大まかに100円単位でも良いので記録するようにしましょう。

モチベーションを保つために

家庭がある人は、積極的に家族の協力を仰ぐことをオススメします。

一人でに一生懸命家計簿をつけていても、家族がお金を浪費してしまっていては家計簿をつけてもお金が貯まらず、挫折に繋がります。

努力の結果を家族と共有し、自身のモチベーションに繋げましょう。目的意識があれば家族にも「協力しよう」という気持ちが生まれてくるので、家計簿の効果も上がると思います。

一人暮らしの人は普段使っているSNSを活用するのもモチベーションを保つための一つの手です。

家計簿をつけることを目的にしない

貯蓄がうまくいっている人は、全員が家計簿をつけているということなのでしょうか?

全員が家計簿をつけているわけではないでしょう。
貯蓄がうまくいく人というのは、貯蓄に対して、計画と実行と強い意志を持っている傾向があると考えられます。

家計簿をただつけていれば自然にお金が溜まっていくわけではありません。

細かく綺麗に家計簿をつけたり、継続することは素晴らしいですが、自分がなんのために家計簿をつけているのかという本来の目的を忘れないようにしましょう。

収入と支出を把握するためにつける

家計簿お金の流れを大まかにでも把握するためのものです。

生活に大きな変化が無く、お金の流れが一定の場合、必要以上につける必要はないと考えます。
「必ず毎日記録する」という気持ちに囚われすぎず、適度に家計簿をつけましょう。

家計簿を長く効果的につけ続けるコツ

定期的に振り返りをする

最初のうちは収支を書き入れていくだけでも良いですが、慣れてくると単純作業になってしまい、最終的に出来上がるのは家計簿ではなく収支報告書になりがちです。

「どれほどの金額を何に使ったのか」それが投資なのか消費なのか、果たして浪費だったのか把握することができず、支出ばかり増えていく一方です。

家計簿を振り返るときにチェックするべきポイントは何ですか?

支出部分を半年間や1年単位でのチェックを心がけることが重要なポイントです。そうすることで、今後の家計の対策がしやすくなるでしょう。

家計簿の目的のひとつは、自分の無駄遣いを知ること。

投資と思えたが、後々確認してみると実は浪費だったケースはよくあります。次回から無駄な支出を抑えるためにも必ず振り返りましょう。

2ヵ月間は続けてみる

家計簿の効果を感じられれば、習慣的に家計簿をつけていくことができます。そのためにまず、2ヶ月間だけでもいいので家計簿をつけ続けてみてください。

1ヶ月続けることで無駄遣いに気づくことができ、2ヶ月続けることで比較ができるため節約を始めることができます。

煩雑な作業なので苦痛かもしれませんが、家計簿による効果を実感することが重要です。まずは2か月続け習慣化し、定期的に振り替えって確認することで、効果的に家計管理ができるようになります。

自分に合った家計簿のつけかたで続けていく

ある程度家計簿をつけ続けていくと、自分に合ったやり方がなんとなく見えてきます。

本当に?と思う人もいるかもしれませんが、人間は自分の楽なほうへ流れていきたい生き物なので、家計簿をつけることもだんだんと楽になっていくんです

向上心を持って取り組んでいれば、より楽に、より楽しく家計簿をつけていけます!

それでも自分に合った家計簿のつけ方ってどうやって見つけたら良いの?と思った方は、是非こちらを参考にしてみてください。

もっとも良い方法は、自分が楽しむこと

家計簿をつけるにあたっての留意点や、効果的につけ続けるコツなどを紹介してきました。

算数や数字が大好きな人なら別ですが、全てをキッチリ管理しよう!と構えすぎてしまうと、家計簿をつけているうちに苦しくなってきます。

自分に合った方法で、ゆるく楽しくやっていくのが長続きの一番のコツです。楽しく貯金していきましょう。