貯金にはコツがある!無理なく貯める5つのステップ

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「どうやら友達はコツコツ貯金しているみたい。焦るなぁ…」
「そろそろ、老後のために貯金を始めたほうがいいよね?」
「貯金を始めてみても、いつも続かなくて失敗してしまう…。」

貯金の必要性は感じているけれど、なかなかお金が貯まらない・・・そんな人も多いのではないでしょうか。

しかし、考え方や行動をほんのちょっと変えるだけで、貯金はうまくいくようになるんです。この記事では、今日から実践してほしい貯金のコツをご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい。

こんなお金の貯め方していませんか?

「なんとなく」貯金しようとしていませんか?

余ったお金を貯金に回そうとしている

「なかなかお金が貯まらない」という人にありがちなのが、余ったお金を貯金に回そうとしているケースです。

お金があると「使っていいんだ」と思ってしまうのが人の性。なんとなく気に入った洋服を購入したり、奮発してランチをしたり・・・ちょっとの贅沢の積み重ねで、あっという間に出費がかさんでいるものです。

無駄遣いしているつもりはないのに気づくと貯金に回せるお金がない、という人は多いのではないでしょうか。

目標が決まっていない

目標を決めずにただ漠然と「貯金をするぞ」と意気込んでも、なかなかお金は貯まりません。モチベーションが維持できなくなるからです。

貯金は長期にわたってコツコツ行うもの。目標の決まっていない貯金は、終わりの見えないマラソンのようなものだと言えます。

貯金を成功させるためには、長く続けるための工夫が必要です。

貯金を成功させるための7つのステップ

貯金を成功させるためには、コツがある

漠然と「お金を貯めよう」と思ってもなかなかうまくいかないものですが、コツを押さえれば、無理なく確実に貯金を増やしていくことができます。貯金を成功させるための方法をご紹介します。

  • 目標を設定する
  • 現在の収支を把握する
  • 生活にかかる費用を見直す
  • 先取り貯金をする
  • 収入を増やす
  • 用途別に財布を分ける
  • 控除で節税する

STEP1:目標を設定する

貯金を成功させるためには、目標を設定することが大切です。目標を決めるために、次の3つの項目について考えてみましょう。

  • 期限(いつまでに貯めるか)
  • 金額(いくら貯めるか)
  • 目的(なんのために貯めるか)

目標を設定すれば、達成度を測る指標になりますし、お金を貯めた後の自分を具体的に想像できるので、モチベーションの維持に繋がります。

目標が決められないという方は、3ヶ月分の収入額を目安に、毎月、収入の10%~20%を貯金に回すことを目指してみましょう。3ヶ月分の収入額というのは、急に働けなくなった場合などに備え、蓄えていると安心だと言われている金額です。

STEP2:現在の収支を把握する

毎月コツコツとお金を貯めていくためには、入ってくるお金と出ていくお金を把握しなければなりません。

収入額は把握していても、支出は把握していないという人が多いと思います。1ヶ月分のお金の動きをチェックすると世帯の収支の全体像が見えてくるので、一度チェックしてみましょう。

収入は、税金や保険料などを引いた可処分所得で計算します。支出は家賃や食費、交際費など、項目別にまとめると良いでしょう。

STEP3:生活にかかっている費用を見直す

1ヶ月の収支を把握したら、支出の中に削れる部分がないか見直します。無理せず節約を成功させるコツは、固定費を安く済ませることです。

  • 家賃
  • 光熱費
  • 通信費

これらの項目は、一度プランを見直せば節約効果が持続します。交際費や食費といった「変動費」は、すぐに削減するのがむずかしいので、まずは毎月の決まった支払いの中に減らせる部分を探してみましょう。

STEP4:貯金する分を先取りする

生活費を見直したら、貯金する金額を先に取り分けておきましょう。残った金額で生活するようにすれば、自然と生活費を節約することにもつながります。

先取り貯蓄をする際は、銀行が提供する「自動積立預金サービス」を利用するのがおすすめです。口座から毎月決まった日に一定金額が自動で引き落としされるため、気付いたらお金がたまっているという状況をつくれるでしょう。

STEP5:収入を増やす

貯金に回すお金を増やすために、収入額を上げるというのもひとつの方法です。

会社での昇格や転職などはなかなか簡単にできるものではありませんが、副業の種類も増えてきている昨今、いくつもの収入源を持っている人も少なくありません。簡単に始められる副業を調べてみましょう。

STEP6:お金を3つの財布に振り分ける

貯金に回せるお金が確保できてきたら、お金を次の「3つの財布(口座)」に振り分けて貯めていきます。

  • 短期の財布(すぐに使うお金)
  • 中期の財布(すぐにではないが、今後使う予定があるお金)
  • 長期の財布(老後の資金)
使う時期によって、お金を分けておく

短期の財布(すぐに使うお金)

短期の財布には、家賃や食費、交際費といったすぐに使う生活費を入れます。

「まったく貯金がない」という人は、短期の財布に2~3ヶ月分の生活費が入っている状態を目指して貯金をスタートしましょう。

中期の財布(すぐにではないが、今後使う予定があるお金)

短期の財布に金額を貯めることができたら、続いて中期の財布(口座)を用意します。すでに貯金体質はついていると思うので、ここから苦労する事はないでしょう。

中期の財布とは、5~10年といった期間に発生する大きな支出に備えるものです。例えば、「マイホームの頭金」「住宅リフォーム」「車の買替資金」「海外旅行資金」「子供の入学資金」などが含まれます。

積立定期預金や学資保険なども活用し、安全に、安定して資産を作っていきましょう。

長期の財布(老後の資金)

長期の財布には、当面使う予定のないお金、老後のための資金を入れます。

長期の財布にお金を貯める段階になったら「増やす」ことも視野に入れて、資産運用にも挑戦していきましょう。株や投資信託、外貨預金などがおすすめです。

運用する際はリスクが生じますので、なるべくリスクを抑えながら、リターンを積み上げていく運用方法を目指しましょう。

STEP7:各種控除を利用して節税する

控除とは、所得から一定額を差し引くことです。所得が減り、所得税や住民税などを減らせれば(節税)、貯金に回す金額を増やせるようになるでしょう。

以下は会社員も利用しやすい代表的な控除です。

寄附金控除(ふるさと納税)控除上限額の範囲内で、自治体に寄付した金額が翌年の所得税や住民税から差し引かれる
医療費控除 1年間に自分や家族のために支払った医療費が一定額を超えた場合に、一定額が所得から差し引かれる
生命保険料控除1年間に支払った生命保険料に応じて、一定額が所得から差し引かれる

ただし、節税のためにわざわざ不要な商品やサービスを購入する必要はありません。

あくまでも生活費見直しや収入アップに取り組んだ上で「もし活用できるものがあれば検討してみる」くらいで考えておいたほうがよいでしょう。

貯金は無理なく、コツコツと!

いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、無理なくお金を貯めるコツをご紹介してきました。

貯金を成功させるためには、目標を設定して、無理のないペースでコツコツお金を貯めていくことが大切です。お金を貯める目的や使う時期などをイメージして、日々の暮らしを楽しみながら貯金を増やしていきましょう。

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