結婚資金は全部でいくら必要?内訳と目安金額をわかりやすく解説

この記事の監修

加藤 大樹(かとう ひろき)

加藤 大樹(かとう ひろき) ファイナンシャルプランナー

ライフマイスター株式会社
2013年〜2019年MDRT成績資格会員 相続診断協会認定 相続診断士 住宅ローン診断士 住宅金融普及協会認定 住宅ローンアドバイザー 日本プロカウンセリング協会認定 2級心理カウンセラー

平成20年当時、全国最年少の22歳で外資系保険会社にスカウトされ入社。その後、平成23年独立し乗り合い代理店へ参画。
資産運用相談、老後資金相談を得手として活躍している。

「結婚費用」とは、結婚式の前後にかかる費用もすべて含めたものです。一生を共にすると心に決めた人と素敵なスタートを切るためにも、結婚に関するお金のことはしっかり理解しておきましょう。

今回は、結婚にまつわるお金(結婚費用)について、掘り下げていきます。

結婚資金の目安は「300~500万円」

結婚式や新婚旅行、新居への引っ越しといった結婚前後のイベントをすべて行った場合に必要になる結婚資金の目安は「300~500万円」と言われています。

カップルによっては、結婚式を簡略化したり、元々一緒に住んでいることもあるでしょう。この場合、必要資金も安くなります。また、結婚式を行う場合はご祝儀もあるので、資金のすべてを貯金から捻出しなくてはいけないというわけではありません。

結婚資金の用途

結婚の前後にかかる費用としては、主に次の7種類があります。

  • 指輪
  • 顔合わせ
  • 結納
  • 挙式
  • 披露宴・二次会
  • 新婚旅行
  • 新居への引っ越し

あまり貯金がないので、結婚に関する出費が不安です。結婚費用を抑える方法はありますか?

結婚費用で最も資金を要するのは結婚式です。これを抑える方法としましては、まず日程ですね。2月・8月は比較的安いと言われています。
また、お日柄を気になさらないのであれば敢えて仏滅を選ぶと割引が受けられたりしますので、その他、見積もり比較をするなど工夫をされると良いでしょう。

結婚にかかる費用の内訳

エンゲージリング(婚約指輪)

結婚を考える際に「大切な指輪をどうするか」ということも同時に考えますよね。大切な人に贈る指輪には、婚約の際に男性から女性へ贈る「エンゲージリング」と、結婚式の時に二人が交換する「マリッジリング」があります。それぞれの平均相場を見てみましょう。

まずは、エンゲージリングの相場です。結婚情報誌・ゼクシィ(リクルート発行)が毎年発表している “結婚トレンド調査2018”によると、婚約指輪にかける平均額(全国平均)は「36.5万円」となっています。

マリッジリング(結婚指輪)

指輪にかける平均額(全国平均)は「24.4万円」です。

地域性や収入額によっても指輪の予算は変わってきますので、これらはあくまで目安として捉えておいてください。

顔合わせ

婚約した二人がお互いの家族を紹介し合いながら食事をする「顔合わせ」。
結納前や結納代わりとして行われるものですが、顔合わせにかける費用の平均額(全国平均)は「5.9万円」です。

結納

顔合わせと同時に結納を済ませるカップルも多いようです。結納は、顔合わせを行う会場や仲人を立てるかによっても費用が異なってきます。

式場を借りる、あるいは女性側の実家や家で行うなど、どちらの場合でも交通費や宿泊費、手土産代などの費用がかかってきます。結納式以外にもかかる費用のことを忘れないようにしましょう。

正式な結納式の場を設け、正礼装での結納を行うならば、

  • 会場費、衣装代、食事代
  • 結納金(男性側から女性側へ贈られるもの)
  • 結納品(縁起物としての意味がこもる品)
  • 結納返し

などの費用がかかってきます。ちなみに平均額は「17.9万円」となっています。

地域の慣習や、両家の話し合いによっては必要な費用も変わってくるので、項目については当人同士や家族同士でよく話し合い、確認するようにしてください。

挙式

結婚式を大々的に行う場合、式場やゲストをもてなす料理など、結婚式のグレードに応じて費用も大きく変わってきます。ここでは、結婚式全体にかかる費用の平均値(全国平均)を見てみましょう。

全国平均の費用総額は約357.5万円、招待人数は約69.4人。
※費用総額は挙式、披露宴・パーティ費用のみ、結納、二次会、新婚旅行などの費用は含まれない

引用:結婚のお金 結婚式費用の相場|ゼクシィ

参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2018

地域や結婚式によっても特色があるので、費用にも差が出てきます。挙式のみに注目してみると、国内挙式の平均費用は「33.5万円」ということがわかりました。

また、招待状(一通あたり数百円)、席次・席札、メニュー、会場費、招待ゲストの食事、衣装・ヘアメイク、演出、室内装飾・装花、ゲスト着付け・衣装レンタル、引き出物・引菓子、などなど、多岐にわたって必要経費がかかってきます。

ご祝儀でいただくお金はあらかじめ試算に入れて良いのでしょうか?

一般的にご祝儀は100万円単位となる為、試算に入れておくと良いでしょう。ですが、地域によってご祝儀の相場も異なりますし、実際に計算した額を頂けるかは未確定ですので、低めの試算をしておく事をお勧め致します。

披露宴

挙式を海外で行う場合や、挙式にゲストを呼ばず親族だけでつつましく行うという場合、知人や友人に向けて披露宴パーティを行うパターンもあります。

  • 会場料
  • 飲食代
  • 設備使用料
  • ケーキ代
  • ゲーム景品、備品
  • 芳名帳
  • 演出機材レンタル

披露宴を行う場合に必要な経費としてはこのようなものが挙げられます。

新婚旅行

ゼクシィ結婚トレンド調査2018によると、お土産代を除く二人分の旅行費用の平均は「61.2万円」となっています。

新居への引っ越し

二人で新婚生活をスタートするにあたって必要になる費用は次の3つです。

  • 引っ越し費用
  • 新居賃貸料、敷金礼金
  • 家具家電

独身時代に使っていた家具や家電も全て新調すると考えて、必要な費用を「100万円程度」と考えておけば直前になって困ることはありません。また、その後の生活のことも見据え、新居関連の費用に加えて「予備金として2〜3ヵ月分の生活費」も用意しておけるとなお良いです。

最後にですが、結婚費用として、どれくらいの蓄えがあれば良いのでしょうか?

全国的な推計値としまして、結婚費用は結納から結婚・指輪、新婚旅行などを加味しますと、463万円となっております。
そのくらいの蓄えがなくても、父母・祖父母からの結婚・子育て資金の一括贈与の非課税制度の活用などで支援を得ることも可能です。詳しくは一度FPにご相談ください。

まとめ

結婚でも普段の生活でも、どんな局面においても、お金に関することは非常にセンシティブなものですよね。だからこそ、当人同士でしっかり話し合っていくべき課題でもあります。

迷ったり悩んだりした時には、両家の親やブライダルプランナーさん、実際に結婚している友人など、様々な人の意見を出来るだけたくさん聞くようにしてくださいね!

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