貯金初心者が「100万円貯金」を達成するために必要なこと

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「貯金したい気持ちはあるのに、なぜか月末にはいつもお金がない」という悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。貯金への苦手意識がある人に必要なのは、貯金の成功体験です。

まずは、区切りの良い「100万円貯める」という目標を設定しましょう。100万円貯められれば、自信がつきモチベーションも上がります。この記事では、100万円貯めるコツを解説していきます。

100万円貯金を達成するコツ

自動的に貯まるシステムを作ることがポイント

目的と期限を決める

期限を決めずに「100万円貯めるぞ」と思っても、どれくらいのペースで貯めればよいのかわかりませんし、モチベーションも維持できません。貯金を成功させるために、目的と期限を決めましょう。

例えば「1年で100万円貯める」という目標にした場合、1か月に85,000円くらい貯金していく必要があります。ハイペースに感じるかもしれませんが、1年間で100万円貯められたらかなりの達成感を得られます。

目標は「海外旅行にいく」「引っ越しをする」といった具体的なものから「100万円貯まったら安心して転職活動ができる」といったものでもOKです。

収支を見直す

100万円貯めるための第一歩は、家計を把握することです。無計画にお金を使っていると、月末にお金が足りなくなりかねません。まずは、現在の収支を見直してみましょう。

最も節約効果が見込めるのは、家賃や光熱費、通信費などの「固定費」です。契約を変更するだけで月々の出費を大幅に削減できるので、貯金を始めるときに一度に見直して、より良いプランに変更しておきましょう。

次に、食費や交際費、日用品代、洋服代、理美容代などにどれくらいお金をかけているかも見ておきます。使いすぎている項目があれば、本当に必要な出費かを考え、使うべき項目と節約すべき項目を振り分けましょう。

各固定費のおすすめの節約方法を具体的に教えて欲しいです。

ご自身がよく使う店舗やネットサービスなどに対応している割引固定費(電気・ガス・携帯電話・ネット・キャッシュレス決済・クレジットカードなど)をまとめましょう。サービスをまとめる事でポイントの還元率が高まり、固定費を下げながらポイントを得て普段の支払いに回すと、より家計改善につながります。

家計簿は付けた方が良いですか?書き方はどのようにすればよいでしょうか。

目標設定と同じくらい、現状を把握することは大切です。家計簿はご自身の経済状況を確認する為に大切なものです。
市販されている紙の家計簿やMoney Forwordなどのアプリを活用すれば、書き方や入力方法は誘導通りに対応してOKです。毎月決まった時点での残高と、毎月出ていく金額がいくらなのかを把握しましょう。

「先取り貯金」を取り入れる

貯金は、行き当たりばったりではうまくいきません。最短ルートで確実に100万円を貯めるために、先取り貯金を始めましょう。先取り貯金とは、収入の中から貯蓄分を取り分けて、残ったお金で生活をやりくりするという方法です。

社内預金や積立用の口座を利用すれば、一度契約したあとは何もしなくても毎月貯金を増やしていくことができます。月5万円の先取り貯金なら、1年8か月で100万円貯めることが可能です。

100万円を貯めるのに、月収の何%を貯金に回すのが理想的ですか?

まずは月収の10%から始め、15%、20%と比率を上げていき資産形成のスピードを上げていくと同時に、お金を増やすモチベーションも上げていければ、理想的な状況になると思います。

100万円は貯まった!さて次の目標は?

知識をつけて、お金を増やしていきましょう

お金の知識をつけていく

「貯金100万円」が実現できたら、積極的にお金の知識を増やし、次のステップに進んでいきましょう。たとえば、預金口座をネット銀行に変更するだけでも、普通の銀行に預けているよりも何倍も高い金利を得ることができます。

史上最低金利の時代といわれている現代においては「資産運用でお金を増やす」という考え方も主流です。100万円あれば、低リスクのものから資産運用に挑戦することができます。

投資は、知識ゼロからでもスタート出来ますか?

完璧な知識を持つことは難しいので、まずはスタートする事をお勧めします。
初心者の方は、大きな金額を投資するのでは無く、少額からスタートして小さな成功や失敗を経験して欲しいです。
投資は継続する事が大切です。特に失敗した時はメンタルを含めたリカバリーを学ぶ事が必要になってきます。

つみたてNISAを始める

資産運用初心者におすすめなのが「つみたてNISA」です。

「つみたてNISA」は、長期にわたって積立と分散投資ができる、比較的ローリスクな財産形成の方法です。

投資の運用益は最大年間40万円、最長運用期間20年分までが非課税になります。また、積立可能な額が最低100円と少額なので、資金が少ない人でも始められます。積み立てた投資信託は、好きなタイミングで引き出せます。

iDeCoを始める

「iDeCo」は、金融商品を選んで毎月一定の金額を拠出し運用する、個人年金制度です。老後の資金を作りたい人に向いている金融商品だと言えます。

iDeCoを運用して得た利益は非課税となっており、積み立てた掛け金も所得控除の対象となるので、節税にも有効です。また、受取時にも「年金控除」「退職所得控除」といった税制メリットを受けられます。

つみたてNISAとiDeCoの違いを、もう少し具体的に知りたいです。

iDeCoは掛け金そのものが所得控除となり、節税となるメリットはありますが、原則60歳まで受け取れません。
つみたてNISAは掛け金についてのメリットはありませんが、売却や受け取りに制限などはありません。
どちらも運用益についての非課税などのメリットはありますので、将来的な資産形成に活用してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回の記事では「100万円貯金を達成するコツ」そして「100万円貯めることに成功したら、次はどうすれば良いか?」を解説してきました。

お金を貯めるコツは、初めは無理しないで少額から始めること。最初から目標を高く設定すると、ストレスが貯まりもうやめたということになりかねません。「貯金額100万円」が達成できたら、そのお金を利用してリスクの少ない金融商品に投資し、さらなるお金を増やすことにも挑戦していきましょう。

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