単利と複利の違いはどのくらい?計算表で見ると明らかに・・・

この記事の監修

庄司 良市(しょうじ りょういち)

庄司 良市(しょうじ りょういち) ファイナンシャルプランナー

株式会社FEA
株式会社FEA 首都圏支社 支社長代理 2019年度MDRT成績資格会員

大学卒業後、新車販売の営業として社会人生活をスタート。27歳の時に某外資系生命保険会社にスカウトされ、保険業界へ転職。34歳からは乗り合い代理店へ活動の場を移した。
現在は個人事業主を中心に、生命保険や損害保険を「戦略的に活用する」という観点から幅広い視野で、保障・積立・資産運用・税務対策の提案を行っている。
ファッションマーケット(カメラマン・ライター・スタイリスト)、
ドクターマーケット、エンターテイメント業界(芸能・映画)などの顧客を主に、「法人」「個人」「生命保険」「損害保険」偏りなく活動を行っている。
趣味はフットサル・旅行。

前回の内容

金利には「単利」と「複利」の2種類があります。
金融商品の金利は基本的にこの「単利」と「複利」のどちらかがつきます。

「単利」は、「元本についてのみ」利息がつくことです。ついた利息は再運用されません。

一方で「複利」は、初めに預けた元本についた利息がどんどん元本に組み込まれるので、雪だるま式に元本が増えていき、利息が再利用されます。

単利と複利の仕組みをくらべると、複利の方がお得だということがわかります。
それでは、単利と複利の差はどのくらいになるのでしょうか。

【元本100万金利5%】単利の利息

例えば、元本100万円を金利5%で預金するとした時、単利の場合に1〜5年目までの利息は次のようになります。

年数元本利率利息
1年目100万5%5万
2年目100万5%5万
3年目100万5%5万
4年目100万5%5万
5年目100万5%5万

単利の利息計算は単純なもので、2年目以降も変わらず1年目と同じ金額の利息しか発生しません。

上記の例で単利の場合の1〜5年目までの元本と金利の合計金額は、元本100万円+5万円×5年=125万円となります。

【元本100万金利5%】複利の利息

次に、同じく元本100万円を金利5%で預金するとした時、複利の場合に1〜5年目までの利息は次のようになります。

年数元本利率利息
1年目100万5%5万
2年目105万5%5万2500
3年目110万25005%5万5125
4年目115万76255%5万7881
5年目121万55065%6万0775

上記のように、1〜5年目の複利の利息合計は

5万+5万2500+5万5125+5万7881円+6万0775=27万6281円となります。

元本と金利の合計は100万円+27万6281円=127万6281円です。

したがって、この場合の単利と複利の差は、127万6281円(複利)-125万円=2万6281円となります。

同じ期間、同じ金利で資産運用をする場合には、単利より複利の方が利息が多くなるのです。

単利と複利の違いをどのように活用すべきですか?

選べるのなら単利より複利の方が有利ですし、特に中長期で預けていく際には大きく差が出ますので、複利を選択しましょう。

年数が長ければ長いほど差が出る

元本100万を5%の利率で30年運用した時の、単利と複利の違いは30年で
182万1942円の差が出ることが分かります。

単利(円)複利(円)差(円)
11,050,0001,050,0000
21,100,0001,102,5002,500
31,150,0001,157,6257,625
41,200,0001,215,50615,506
51,250,0001,276,28226,282
61,300,0001,340,09640,096
71,350,0001,407,10057,100
81,400,0001,477,45577,455
91,450,0001,551,328101,328
101,500,0001,628,895128,895
111,550,0001,710,339160,339
121,600,0001,795,856195,856
131,650,0001,885,649235,649
141,700,0001,979,932279,932
151,750,0002,078,928328,928
161,800,0002,182,875382,875
171,850,0002,292,018442,018
181,900,0002,406,619506,619
191,950,0002,526,950576,950
202,000,0002,653,298653,298
212,050,0002,785,963735,963
222,100,0002,925,261825,261
232,150,0003,071,524921,524
242,200,0003,225,1001,025,100
252,250,0003,386,3551,136,355
262,300,0003,555,6731,255,673
272,350,0003,733,4561,383,456
282,400,0003,920,1291,520,129
292,450,0004,116,1361,666,136
302,500,0004,321,9421,821,942

単利と複利の差は時間が経つほど大きくなりますが、短期間運用ならそんなに変わらないのでは?

その通りですが、複利を選択することのデメリットはありませんので選ばない手はないと思います。

まとめ

  • 金利には「単利」と「複利」の2種類がある
  • 単利は元本にのみ利息が付く
  • 複利は元本に付いた利息に利息が付くため雪だるま式に増える
  • 単利と複利の差は年数が長いほど出る

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