貯蓄と貯金の違い分かりますか?重要なのは貯蓄を増やすこと!

この記事の監修

三保 秀人(みほ ひでと)

三保 秀人(みほ ひでと) ファイナンシャルプランナー

FP事務所ワールドパートナーズ
ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定) プライベートバンカー 宅地建物取引士 住宅ローンアドバイザー 相続診断士(日本証券アナリスト協会認定) (財団法人 不動産適正取引推進機構認定)(財団法人 住宅支援協会認定)(社団法人 相続診断協会認定)

新卒で不動産会社に勤務し、不動産投資・住宅ローンについて学ぶ。 その後大手総合保険代理店へ転職。2014年に独立系FP事務所を設立。2019年現在、コンサルティング実施世帯は1,500組以上にのぼる。
趣味は写真を撮ること・野球観戦。

貯蓄をするといっても元手がない。それもそのはず、 景気の回復が報じられても、一般的な会社員の給与はあまり上がっていません。

また、金融庁が公開した国民の老後の資産に関する指針案「高齢社会における資産形成・管理」では、年金を現在の水準で支給することが不可能であること、老後の生活費確保のために各人が自助努力をする必要があることを名言しています。

夫65歳妻60歳のモデルケースでは、年金受給だけでは生活費が月5万円不足し、平均寿命まで合計すると不足額が2000万円にのぼるとのことです。

収入が高度経済成長期のように右肩上がりになっていかないことに加え、消費税も2019年10月に10%に増えています。

となると、入ってくるお金は少なく、義務として払うお金はどんどん増え、一般の人にはお金が残らないようになるのが安易に想像できると思います。

上の世代では、真面目に働いて大きな散財をしなければ、問題なく生活できた人も多かったかもしれませんが、今の現役世代では状況が違い、老後の貯蓄が少なく、不便で厳しい生活を強いられることになるかもしれません。

つまり、計画的にお金を使い、確実にお金を残していかないと、当座生活するために収入の大部分を使ってしまい、ライフイベントでの支出に耐えられないということになりかねません。そこで重要となってくるのが「貯蓄」です。

貯蓄の必要性

年金と貯金以外に貯蓄が重要
年金と貯金だけでは老後の生活費が心配・・・

収入が伸びない、手元にあるお金が減ってしまうと、貯金と年金のみでは将来に不安が残ります。そこで貯蓄です。

貯金とは「貯めたお金のこと・貯まったお金の事」を指します。それに対して貯蓄は「お金を貯めつつ、資産運用してお金が増える事」です。

貯蓄に含まれる資産には、現金の他にどのようなものがありますか?

貯蓄に含まれる資産の定義としては「すぐに現金化ができるもの」と言えます。普通預金の他に短期の定期預金、会社の社内預金、財形貯蓄などが該当するでしょう。

では資産運用を始められるような元手がない場合どうしたらいいのでしょうか。まずは貯金でも問題ありませんか?

資産運用でお金を殖やすことも大事ですが、冠婚葬祭や急病などの急な出費で取り崩してしまっては元も子もありません。まずは半年分の生活費を貯めることから始めましょう!

当サイトは、貯金を全くしなくていいのではなく、貯金に全てを回さずに、何割かは資産運用に回した方が良いと考えています。

働きながら派手な資産運用をするのは両立が難しいため、まずは毎月のお給料をベースにリスクの少ない運用方法を選択する方法がベストです。

「貯金」ではなく、資産運用で少しずつ有利にお金を増やす「貯蓄」を心がけて金銭管理をしていきましょう。

それには、収入を使うお金と貯金に回すお金、貯蓄するお金にうまく配分し、確実に手元にお金を残していくことが重要です。

日々の生活の中でお金を残すためのコツはなんですか?

計画的に貯蓄が出来ている方が必ず実践していることは、給料が入ったら先に別の口座に移す「先取り貯蓄」です。

貯蓄に回す元手を増やす

貯蓄に回す元手を増やす
貯蓄に回す元手を増やすことからはじめる

そうはいっても、貯蓄に回せる元手がない…そんな方も多いと思いますが、元手を増やすことは可能です。

勘違いしがちなのは、貯蓄をする際に「ただ節約すればいい」と思ってしまうこと。節約をした結果、効果的に貯蓄できるケースもありますが、「節約」と「貯蓄」は異なるものです。
節約は、「支出を減らす」ことで、貯蓄は「金銭を金融資産として蓄える」ことです。

まずは節約ではなく、元手を増やす方法として、お金の使い道を考えることが重要です。

毎月余ったお金が残っているというのは貯蓄ではありません。また昔からよくある500円貯金や、お釣り貯金なども楽しみながら出来るので効果的ですよ!

次回はお金の使い道について「消費」「浪費」「投資」の違いについてお話しします。
消費と浪費と投資の違い | 支出の理想的な比率とは

まとめ

〇年金受給だけでは月5万円不足している
〇平均寿命まで合計すると不足額は2000万円
〇給与は変わらないのに消費税は10%に増える
〇貯金は預金、貯蓄は金融資産全体
〇節約ではなく、お金の使い道を考える

イラスト:萩原まお
maohagiwara.com(https://maohagiwara.com/)
Twitter(https://twitter.com/mao_hagi)

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