結婚式の費用負担は折半が主流?先輩たちの分担方法は?




この記事の監修

井上 一彦(いのうえ かずひこ)

井上 一彦(いのうえ かずひこ) ファイナンシャルプランナー

株式会社ビルド・バリュー
現在では200人以上の個別相談を行うファイナンシャルプランナー

大学卒業後11年間銀行勤務、その後生命保険業界へ転職し13年目を迎える。
お客様の身近な存在として、ライフプランに役立てるよう精進中。
美術鑑賞(特に印象派の絵画)が大好き。

大切な人と結婚するにあたり、どんな式場でどんな式を挙げるか、たくさんのプランを見比べていけばいくほど心は弾んでいきますよね。

せっかくの結婚式なのですから、できる限り自分たちらしく、温かい思い出に溢れる素敵な結婚式にしたいものです。

動くお金の額が大きいからこそ、誰が何をどう負担するのか、その割合や支払いのタイミングなどをしっかり決めておく必要があります。

今回は、結婚費用の分担について深く掘り下げていきます。結婚式にかかるお金の流れを理解し、理想の結婚式を実現させましょう。

結婚式の費用総額

披露宴やパーティを含む結婚式全体の費用は、合計およそ358万円となっています。
結婚費用はどのくらい必要か。費用の平均と目安を紹介しています。

全国平均の費用総額は約357.5万円
※費用総額は挙式、披露宴・パーティ費用のみ、結納、二次会、新婚旅行などの費用は含まれない。

引用:結婚のお金 結婚式費用の相場|ゼクシィ

結婚式のスタイルは人それぞれで、支払う金額もカップルによって様々ですが、どんなケースにせよ結婚式において大きなお金が動くことに変わりはありません。

結婚式にかかる費用は式場の立地やプランによっても相場が変わってくるので、近くの式場へ実際に足を運んでパンフレットを見比べてみたり、ブライダルプランナーさんに相談しましょう。

また、結婚式にかかる費用の支払いは、以下の3つのタイプがあります。

〇新郎新婦、どちらかが多く支払う場合
〇二人共同じくらい支払う場合
〇招待するゲスト数によって支払う割合が変動する場合

どのように分担していけばいいか、その方法を紹介します。

結婚費用の分担方法

結婚式の費用負担はどのように分担するのが一般的ですか?

半分担が多いように思えます。
時代背景も含めて様々な分担も増えてきていると思いますよ

両家で折半

両家で結婚式の総額を折半する、という方法をとるカップルが最も多いようです。新郎新婦のふたりに共通でかかる費用は主に8つ。

どの項目がどれだけかかるか、しっかり両家で把握しておくようにしてください。

〇挙式料
〇控え室料
〇写真代
〇披露宴会場代
〇会場装飾代
〇演出・照明代
〇贈呈花束代
〇媒酌人への謝礼

家ごとに、それぞれにかかる費用を負担

それぞれの親族の出席数や、それぞれのゲスト数に応じて、「家ごとに金額を算出して負担する」という方法です。

招待客の数が双方ぴったり同数ということはほぼ稀です。
料理や飲み物代、席札代、メニュー表代、ウェディングケーキ代、引出物代、招待状印刷代など、それぞれのゲスト数にかかる費用はそれぞれが負担すれば、スムーズに費用分担ができます。

また、衣装、ヘアメイク、着付け、介添代など、費用のかけどころが異なってくるものに関しても、それぞれが負担するようにすれば、不要な揉め事も無くなります。

完全自己負担

自分たちのやりたいように結婚式を挙げたい、あまり家族を介入させたくないと考える場合は、完全自己負担にしましょう。

この場合、どちらも同額で折半するのか、どちらかが多くもつのか、しっかり話し合って決めてください。

〇新婦が多く持つ場合
衣装代が新郎よりも多くかかるから
 
新婦のこだわりを実現させるため
〇新郎が多く持つ場合
新婦よりも収入や貯蓄額が多いから
地域や世代による、しきたりなどがあるから

このように、どちらかの負担が大きくなる理由をきちんと明確にしておけばいざこざも起きにくくなります。

ご祝儀で賄う

完全自己負担の場合でも、全てを賄う必要はなく、結婚式にかかる費用の全てを二人や両家で負担するのではなく、ゲストからの祝儀から賄うことが主流です。

ご祝儀の相場は世代を問わず3万円というパターンが多く、学生や新社会人など、経済的に余裕がない人でも2万円というケースがほとんどです。

家族や近しい親戚であれば、5〜10万円ということもあります。

ゲストが多くなると式の負担額は増えますが、ご祝儀でいただけるお金もそのぶん増えるので、最終的に結婚式の当人たちの負担額は100万円前後となることが多いです。

ご祝儀は式の当日にいただくものです。ご祝儀を費用に充てるようであれば、支払い方法は当日払いか後日払いにしましょう。

分担を決める時期と費用を払う時期

目安として、結婚式費用を貯めるとするならどのくらいあれば安心ですか?

結婚式の規模によりますので、一概に難しいですが、家族婚とかシンプルな形も増えつつありますので、100万円から200万円あれば良いと思います。

結婚にかかる費用の中で、最も大きなお金が動く時は式場の最終見積もりが終わった後です。

結婚式にかかる金額はとても高額なので、まず前金・内金として式場側に費用の一部を先に支払い、残りの額を挙式後に支払うというのが一般的な流れ。

もちろん、挙式当日より前に全額を支払うことも出来るので、余裕をもって当日を迎えたいという人は先払いにすることをオススメします。

一連の流れ

〇1.方針を固める
新郎新婦のふたりが結婚費用をどう工面し、どう支払っていくのか方針を固めておきましょう。
〇2.実家へ報告・意向の確認
方針が固まったら、それぞれの実家へ考えを報告・意向を確認しにいきます。援助が必要な場合はここできちんと申し出るようにしてください。
〇両親の顔合わせ
両家の顔合わせなど、関係者が揃うタイミングで意見のすり合わせを行います。

この一連の流れが挙式の半年前〜遅くても式の3ヶ月前までに済んでいると理想的です。

結婚式に限った費用だけで言うなら、挙式のどのくらい前までに目標額を貯めておけばいいでしょうか。

結婚式のみの場合、全国平均約34万円です。案内状等は含まれておりませんので、最低1年前から50万円以上貯めておく必要だと思います。

準備できる結婚資金が万が一足りない場合

結婚式の費用は、最初に提示された見積額よりも大きく跳ね上がることがほとんどです。
初回に提示される見積もりはオプションなどが盛り込まれていない「概算で出した金額」ですので、後々になって、予想以上と驚いてしまうカップルも少なくありません。

事前に用意できるお金がどうしても足りそうにない、見積りと実際に支払う金額が大きく違っていた状況に陥った場合、結婚式費用立て替えプランなどサービスがあります。

参考までにスルガ銀行 結婚式費用立て替えプランを少し紹介します。
最大3か月間、無利息無返済で利用できるリクルート支店専用プランです。このプランを利用すれば、前払いの多い結婚式費用を事前に「立替え払い」し、後日ご祝儀やお祝い金で返済することができます。

スルガ銀行・セブン銀行・イオン銀行・ゆうちょ銀行・E-netマークのコンビニATM・タウンネットワークサービスのATMなどで返済することができるので、煩雑さも少ないのが魅力的。

このようなサポートもあるので検討してみるといいかもしれません。

遅くても式の半年までには整えておく

備えは早いうちから始めるに越したことはありませんが、遅くても式の半年前までには粗方の準備を整えておけば、いざという時に慌てなくて済みます。

結婚式のどの部分に力を入れるか、ふたりで事前に決めておけば予算も組みやすいです。

結婚式は、一生のうちにそう何度も経験できるわけではありません。人生におけるビッグイベントであり、女性にとっても男性にとっても、大切な晴れ舞台です。

「あの時ああしておけばよかったね」なんてことにならないよう、当人同士しっかりと話し合いを重ね、素敵な人生のスタートを切ってください。