お金の使い方は、消費・投資・浪費の3パターン!投資と判断するには?

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皆さんは、「お金は使わないと増えない」といった言葉を聞いたことがあるでしょうか。

お金を貯めようとしたことがある方であれば、必ず聞いたことのある言葉だと思いますが、これは、ただやみくもにお金を使えばお金が増える、という意味ではありません。

お金を使って増やすために必要なポイントは、「投資になるものにお金を使うことです

お金を増やしていきたいあなたに、まずは3パターンのお金の使い方をご紹介します。

1.お金の使い方は3パターン

1-1.支払った金額と同等の価値「消費」

お金の使い方の1つめ。それは「消費」です。

例えば食べたいものがあるとします。それがラーメンであっても、スナック菓子であっても、フレンチであっても構いません。

そういう時、私たちはお金を出してそういった食べ物を買って食べますよね。食べたいものを食べると、その瞬間、幸せまたは満足感を感じませんか?

食べ物でなくても同じです、買いたいものを買った時、私たちはしばしば幸せや満足感を得ます。

これこそが「消費」です。簡単に言い換えれば、支払った金額の同等の価値(幸福度など)が得られれば、それは「消費」です。

1-2.支払った金額以下の価値「浪費」

お金の使い方2つめ。それは「浪費」。お金の使い方1つめの「消費」とどう違うのでしょうか。

「消費」では、何らかの対象に払ったお金の対価として、満足感や幸せを感じることができます。しかし「浪費」は、お金を使って何かを得たにも関わらず、私たちが物質的充足感も精神的充足感も得られないお金の使い方なのです。

沢山服を買ったけどそのうちのほとんどはクローゼットの中に眠っていて着ることがない、もしくは着ても嬉しくならない。そんな経験はありませんか?

支払った金額以下の価値しかなかったら、「浪費」をしてしまったことになります。

1-3.支払った金額以上の価値「投資」

3つめのお金の使い方は、「投資」。お金を使って増やすなら「投資」と述べましたが、それはなぜなのでしょうか。

ここで言う「投資」は、将来お金を増やすための支出のことを指します。

例えば、働くために何らかの資格を取りに学校に通う学費や、これからオープンするお店の開業資金は、 自分の将来の利益を生むための支出ですから、「投資」になるというわけです。

現在より少しでも大きな利益を得る可能性があるお金の使い方が「投資」と覚えておきましょう。

消費、投資、浪費の違い

2.投資と浪費は紙一重?

お金の使い方で一見、全く異なるように想える「投資」と「浪費」、実は紙一重のものでもあります。

例えば、売れ行きが悪いパン屋さんがあるとします。
お客さんを呼ぶため、購入者全員に200円のパンをプレゼントするキャンペーンを開催しました。
その際、1人200円以上の利益があった場合には「投資」、キャンペーンを行ったのにも関わらずお客さんが集まらず利益が200円を大きく下回ってしまえば「浪費」ということになります。

せっかく高い学費を払って資格を取ったのに、資格を使うことが無いといった場合も「浪費」になります。

つまり、「投資」したはずが、それを無駄にする行動をしまうと、たちまりそれは「消費」どころか「浪費」になってしまうのです。

3.投資になるかは時間が判断してくれる。

このページに訪れている皆さんの中には、常日頃から「お金を使う事は自分への投資」という感覚をお持ちの方もいるかもしれません。

例えば、セミナーへの参加は、仕事への投資。タクシーの利用は時間への投資。海外旅行は経験への投資。ブランドものの購入は自己モチベーションへの投資など・・・

「自己投資」を含めた「投資」は、自分の将来のお金や利益を得る可能性を広げられるため、素晴らしいことです。

しかし、これから私たちが使うお金が、必ず「投資」といったお金の使い方になるかどうかは、今の時点では知る事はできず、その成果は、時間が判断してくれることになります。

簡単に例えると、ダイエットをするべくジムの会員になったとしても、数回しか通わなければ結果的に「浪費」となってしまいます。

何度も言いますが、自己投資の意識を持つことは非常に素晴らしいです。あとは「投資」というお金の使い方にするために、そのお金を無駄にしないための行動ができれば、好循環が生まれ、上手くお金を増やすことができるでしょう。

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